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  • 『ドラゴンへの道』オーディションに参加した黎愛蓮、その悲劇的人生。 - 超級龍熱

    『ドラゴンへの道』のオーディションに参加し、リー監督や金山相手に演技中の白人混血女優。 この女優こそ当時の香港で女優&人気歌手として活動していたアイリーン・ライダーこと黎愛蓮でした。 アイリーンは陳星&倉田保昭主演『餓虎狂龍』(72)や『猛虎下山』(73)にも出演していたので見覚えがある方もいらっしゃるでしょう。 実はアイリーンは私生活では“香港映画界最強の男”ブルース・リャンこと梁小龍の愛でした。 2人の間には愛娘の梁子文も生まれ幸せ一杯でしたが、ある日この夫婦を悲劇が襲います。 それが1979年1月6日、アイリーンが自宅のエレベーターから出てきた所を待ち構えていた暴漢がアイリーンの顔面に硫酸を浴びせるという戦慄の事件です。 顔面の左半分が焼け爛れてしまったアイリーンは、都合3回の整形手術を受けますが、以前の美貌は見る影もないほどの風貌となってしまいます。 さらにリャンとの結婚生活も破

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    changpian
    changpian 2022/08/20
    アイリーン・ライダー。彼女は女優というよりも、まずは歌手だったわけだが。
  • 兄貴みたいな人でした・・!“和製ドラゴン”倉田保昭から亡きジミー・ウォングに追悼メッセージ! - 超級龍熱

    今月5日に亡くなりました“天皇巨星”ジミー・ウォング。世界中のクンフー映画ファンが今も悲しみに沈んでいます。そしてジミーと『ドラゴンvs不死身の妖婆』(73)でダブルヌンチャクを手に激闘を展開し、プライベートでも長きに渡りジミーと交友関係があった“和製ドラゴン”倉田保昭さんもまた深い悲しみに沈んでいらっしゃいます。私が思い切って倉田さんにジミーさんの思い出をファンの皆さんにお話頂けませんか、とお願いしましたところ、倉田さんから以下の追悼メッセージを頂きました。 私はこの倉田さんのジミーさんへの追悼メッセージを拝読した時、和製ドラゴンの“台湾の兄貴”を失った痛烈な悲しみが文面から溢れ出ていて、思わず涙が出ました。では倉田さんのジミー・ウォングへの追悼メッセージです、どうぞ。 さびしいです。悲しいです。 兄貴のような人でした。 まだ建設中だった陽明山の自宅に案内されたのは、 もう半世紀も前の事

    兄貴みたいな人でした・・!“和製ドラゴン”倉田保昭から亡きジミー・ウォングに追悼メッセージ! - 超級龍熱
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    changpian 2022/04/07
  • 勝新太郎と茅瑛のツーショット、その日本と香港映画交流に思う。 - 超級龍熱

    勝新太郎とアンジェラ・マオこと茅瑛。恐らく70年代に勝新が香港の嘉禾影業を訪問した時のツーショットでしょう。 勝新と嘉禾影業といえば王羽ことジミー・ウォングと共演した「新座頭市/破れ!唐人剣」(70)が有名ですが、この「〜唐人剣」の王羽が勝新に勝つ香港バージョンこそ現在残された殆ど唯一の未公開別編集バージョンの大物でしょう。 またアンジェラと日映画の関わりに関しては、志穂美悦子主演「女必殺拳」(74)の主役に東映が最初はアンジェラを予定していた、との有名な逸話がありますが、これに関しては私がアンジェラ人に確認したところ「さあ・・もしかしたらマネージャーに話が来てたかも知れないけど、私は知らなかったわ」との事でした。また千葉真一が志穂美悦子とアンジェラ共演で企画した「2匹のスコーピオン」も同じくでした。 ただこの香港(台湾)女武打星の「女必殺拳」主演説には邵氏明星の施思主演説、“女李小龍

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    changpian 2022/01/07
  • 今日は“世紀の闘神”李小龍の80回目のお誕生日です。 - 超級龍熱

    さあ!今年もやって来ました!“世紀の闘神”李小龍の80回目のお誕生日です!昨年同様、今年もこれまで毎年開催して来ました当ブログ「超級龍熱」恒例の特別企画はありません。そう、その特別企画の代わりに今夜19時から巣鴨は「闘道館」で李小龍生誕80周年記念スペシャル「龍熱トークライブ2020」を開催します!このトークライブで来場頂く皆さんと一緒にリーさんの80歳のお誕生日をお祝いし、私たちが愛する永遠のドラゴンを偲びたいと思っています。皆さん!今晩19時「闘道館」でお待ちしています!誠意献給一代巨星、李小龍! 李小龍生誕80周年記念スペシャル! タイガー・コネクション公開30周年記念! 龍熱トークライブ2020 「誰がドラゴンかは自分で決めろ!」 11月27日(金) 18:45開場/19:00開始 【場所】 闘道館 【チケット】 前売 3,000円(当日3,500円) 【出演】 MC:知野二郎(香

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    changpian 2020/11/27
  • 「燃えよドラゴン」 幻の未使用エンディング映像は何処へ!? - 超級龍熱

    残された李小龍未公開映像、最後の“大物”が「燃えよドラゴン」(73)の未使用エンディングでしょう。公開版のエンディングは李振強がハンの虎の爪を見つめた後、広場への階段を降りていき、それに被さるようにエンドクレジットが始まります。 しかし実際の現場ではご覧のスチールのように広場に降りて来た李がローパーと闘いの虚しさと共に視線を交わすシーンまでカメラが撮影していました。 ただ脚を担当したマイケル・オーリンはさらに詳細かつ素晴らしいエンディングを書いていたのです。 頭上からブレスウェイトを載せたヘリコプターが広場に舞い降り、李とローパーがヘリコプターに乗り込みます。遅れて広場に現れたメイリンもヘリコプターに乗り込むと、そのままヘリコプターはハンの要塞島から飛び立ちます。李、ローパー、メイリン、そしてブレスウェイトはヘリコプターから眼下に広がるハンの戦闘員たちの亡骸を無言で見下ろします。 そして

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    changpian 2020/10/30
  • 張徹絶頂期作品!「報仇/ヴェンジェンス」スチール写真。 - 超級龍熱

    邵氏片にして張徹監督の代表作「報仇/ヴェンジェンス」(70)から關小樓(姜大衛)と關玉樓(狄龍)の兄弟スチール。この「報仇」は2年後に李小龍主演で公開された嘉禾作品「ドラゴン怒りの鉄拳」(72)の原型となった作品と言われています。 ただ「報仇」は京劇に傾倒していた張徹監督の“浪漫暴力悲劇”テイストが色濃く反映されていて、それが映画の序盤で關玉樓が茶屋で惨殺される際に前面に押し出される“盤腸大戦”であり、後半で“白衣大侠”關小樓が繰り広げる壮絶なる闘死だったわけです。 繰り返しになりますが、この「報仇」の頃の張徹は後年の惰性かつワンパターンな作品とは全く異なる、文字通り映像作家として光り輝く全盛期にあり、主人公の美青年が悲劇的な闘いの果てにその命を美しく散らす様を描かせたら右に出る者はいませんでした。 国内でも無事DVD化を果たしているこの「報仇/ヴェンジェンス」、是非ご覧頂きたい1です。

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    changpian 2020/09/24
    この映画、実は『覇王別姫』にもインスピレーションを与えているんだよな。
  • “伝説の女ドラゴン”アンジェラ・マオ、最後の来日招聘の思い出。 - 超級龍熱

    「燃えよドラゴン」(73)からスーリン自決シーンのセットでリーさんとアンジェラ・マオこと茅瑛。 思えば、2007年にアンジェラ・マオを日に招聘するのは当に大変でした。 まずニューヨーク在住のアンジェラのコンタクトアドレスが分からない。 色々リサーチして、結局困った時のトビー・ラッセル監督になりまして、トビー監督に訊いたら「いやアドレス帳変えたから分からないよ」😫😨😓。 でもナイスなトビー監督が「カナダに住んでる張翼に訊いてごらんよ。アンジェラと同じ復興戯劇学院の同窓だからきっと知ってるよ」って張翼のレストランの電話番号教えてくれました。それを私がキングレコードに渡したんですが、何故かキングさんが張翼に電話しないのよ!今も不思議なんだけど、当に何で電話しなかったのかなぁ。 まあ最終的にはキングさんが鄒文懐方面のルートからアンジェラの息子のジョージ君の携帯に連絡が取れたんですけどね

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    changpian 2020/08/18
  • 激突!倉田保昭vs帰って来た周比利!銭嘉樂監督作品「黄金兄弟」を観る!! - 超級龍熱

    さて、某映画雑誌の2018年ベスト10原稿も先週無事に入稿しまして、少し時間が出来たので前から気になっていた銭嘉樂監督、イーキン・チェンこと鄭伊健主演「黄金兄弟」(18)を観ました。(何時もながら快く協力してくれる友人に感謝です(^_^)) 作品的には昔に大量製作された鄭伊健たちの「古惑仔」シリーズをちょっとハイバジェットにして、これまたちょっと老けたイーキンや陳小春、謝天華、銭嘉樂たちがドタバタと奮闘するアクション映画でした。あとエリック・ツアンこと曾志偉がこれまたナイスなバイプレーヤー振りを見せていますが、龍熱としましては作の日ロケのシーンでエリックの友人に扮して全編日語(ご人肉声)で通し切る、我らが“和製ドラゴン”倉田保昭に注目したいわけです!! えっ?劇中の倉田さん、いや森はアクションを披露しているのかって?勿論です!映画の中盤でイーキンたちを裏切った悪漢(誰だかここ

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    changpian 2018/12/18
  • 黄金の70年代香港クンフー映画 ⑩ BRUCE IS BACK!「ブルース・リー死亡遊戯」 - 超級龍熱

    さて、“世紀の闘神”ブルース・リーこと李小龍の生誕日の今日を祝うべく、当ブログ「超級龍熱」では“猛龍生誕祭”として全10回に渡ってスペシャルコラム「黄金の70年代香港クンフー映画」を連載して来ましたが、大結局の今回はロバート・クローズ監督、李小龍主演「ブルース・リー死亡遊戯」(78)でフィナーレとしたいと思います。何故なら私こと龍熱にとっても、この「死亡遊戯」こそが1970年代序盤から香港や日を含めた多くの国々を何年にも渡り大熱狂させた“ドラゴンブーム”の終焉を否応にも感じさせた作品だったからです。 ただ以前にも何回か触れましたが、私は「死亡遊戯」と「死亡の塔」の作品検証に関しては殆どやり切ったと思っていますし、事実「死亡遊戯」と「死亡の塔」をここまで徹底的にとことん探求した日人は私以外には誰もいないと自負しています。そこで今回は日での李小龍及び香港クンフー映画の黎明期から作78版

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    changpian 2018/11/27
  • 黄金の70年代香港クンフー映画⑨ 遂に発掘された幻の北京語版!「怒れ!タイガー必殺空手拳」 - 超級龍熱

    さあ、いよいよクライマックスが明日に迫って来ました“猛龍生誕祭”スペシャルコラム「黄金の70年代香港クンフー映画」ですが、その第9回は徐大川監督、チャーリー・チャンこと陳恵敏主演「怒れ!タイガー必殺空手拳」(74)です。 実は今回私がリーさんこと李小龍の生誕祭特別企画として、いま1度70年代香港クンフー映画を振り返ろう!と思い立った理由の1つが作「怒れ!タイガー」の北京語版を入手する事が出来たからでした。 この「怒れ!タイガー」は昔から英語版は出回っていたものの、恐らくは現地公開版と同じ音声プリントであろう北京語版は超激レアVHSで、あのイギリスの某映画監督😉も所有していないほどのガチレアなアイテムだったんです。 しかしその「怒れ!タイガー」北京語版を何とFacebook朋友のS.Yさんが所有していたんです!!Sさんは私のトレードの申し出に快く応じて下さり、現在私の手許に「怒れ!タイガ

    黄金の70年代香港クンフー映画⑨ 遂に発掘された幻の北京語版!「怒れ!タイガー必殺空手拳」 - 超級龍熱
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    changpian 2018/11/26
  • 黄金の70年代香港クンフー映画⑧ 四大天王ここに揃い踏み!「怒れるドラゴン不死身の四天王」 - 超級龍熱

    「怒れるドラゴン不死身の四天王」(74)日劇場公開時ポスターです。 これまた1974年に劇場公開されていますが、作の売りである「豪華!四大功夫スター大集結!」の当の意味と価値が果たして当時のドラゴン少年たちにどれだけ理解されていたか私はかなり疑問だったりします😉。何故ならヒット作品「片腕ドラゴン」(72)の王羽はまあ別としても「危うし!タイガー」(72)以外主演作品が公開されていなかった陳星、超地味系クンフー映画「ドラゴンの逆襲」(72)主演者の張翼、悪役を何度も演じている成龍作品がまだ公開されていなかった金剛と、香港&台湾の観客ならまだしも、この当時は香港クンフー映画“修行中”だった日のファンには「王羽以外は只の厳ついオッチャン武打星3人」でしかなかった、が龍熱少年の正直な印象でした😉。 その「豪華!四大功夫スター」たちの馴染み薄さを補って余りあったのが作で異様な迫力で悪役

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    changpian 2018/11/26
  • 黄金の70年代香港クンフー映画⑦ 鮮烈の女ドラゴン!「アンジェラ・マオの女活殺拳」 - 超級龍熱

    黄楓監督、アンジェラ・マオこと茅瑛主演「アンジェラ・マオの女活殺拳」(72)日劇場公開時ポスターです。いきなりですが、この「女活殺拳」ほど現在まで正当な評価を受けていない女ドラゴン映画もないでしょう。 確かに日劇場公開作品である事から作品の知名度は十分にありますし、ちょっと前にキングレコードさんの尽力で国内DVD化も果たしています。(って私がジャケ解説書きました😉) しかし作の真の価値と評価はそれだけではないのです。まず主演のアンジェラが劇中で披露する切れ味鋭いクンフーアクション、特にアンジェラがクライマックスで九段吾郎率いる日人道場で見せる大乱闘から、ラストの白鷹との変則関節技を駆使した壮絶決闘の素晴らしさ(特にそのアンジェラの鬼気迫る迫真の表情に注目!)は圧巻です。 また作で韓国合気道の真髄を初めて香港映画に知らしめた池漢載&黄仁植コンビの物の凄み。さらには作がデビュー

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    changpian 2018/11/26
  • 黄金の70年代香港クンフー映画⑥ 少林雙雄友情開花!「嵐を呼ぶドラゴン」 - 超級龍熱

    “暴力導演”張徹が台湾に邵氏公司傘下の形で立ち上げた長弓電影公司作品にして“少林英雄傅四部作”の第1弾「嵐を呼ぶドラゴン」(74)日劇場公開時ポスターです。 1974年にワーナーブラザーズの配給で日公開された作で、私たち日人は初めて邵氏産のクンフー映画に触れる事となりました。 と言いながら・・この「嵐を〜」はハッキリ言って張徹作品の中でもそのクンフー映画としてのボルテージはかなり低い作品なんですね。 例えば同じ“少林英雄傅”系列の中でも「洪家拳vs詠春拳」(74)の息を呑むような緊張感と比べたらこの「嵐を呼ぶ〜」はかなりユルユルと言わざるを得ません。 それでも劇中で方世玉を爽やかに演じる傅聲と、洪熙官を颯爽と演じる陳観泰という2大邵氏武打星の圧倒的な存在感が作の名前を今も日の香港クンフー映画歴史に深く刻み込んでいる要因でしょう。 ちなみに陳観泰はその後に邵氏のドン邵逸夫と契約

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    changpian 2018/11/25
  • 黄金の70年代香港クンフー映画⑤ ボルト、貴様は俺が殺る!「ドラゴンを消せ!」 - 超級龍熱

    フレッド・ウィリアムソン&風間健(以下KK)主演「ドラゴンを消せ!」(73)日劇場公開時ポスターです。“ドラゴンブーム”時に日で公開されたクンフー映画の中には傑作群に紛れて問題作品も何か含まれていました。 その1がこの「ドラゴンを消せ!」でした。ではこの映画の何処が問題なのか?ズバリ!アクション映画として全く面白くない!見せ場がショボい!が理由なんですね。 さらに主人公ボルトと闘う東洋人用心棒役のKKのアクションが恐ろしいほど地味で華がない。これは私が初めて作を観た時も、KKの日主演作品「少林寺拳法ムサシ香港に現る」(76)を観た時も同じ印象を持ちました。 あとKKはこの時期から「俺はブルース・リーの親友だ!」的な発言と共に所謂“コンコルド・ジャパン商法”を連発した事で、今も昔も私たちリーさん信者の怒りを買いまくった事も付け加えておきたいと思います。 余談ですが、KKは嘉禾作品

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    changpian
    changpian 2018/11/25
  • 黄金の70年代香港クンフー映画④ 我要報仇!「地獄から来た女ドラゴン」 - 超級龍熱

    女性監督の俞鳳至による嘉凌主演作品「地獄から来た女ドラゴン」(72)です。 作が現地公開された1972年に大量製作された“馬素貞報仇系列”作品の中でもその完成度が抜きん出ている女ドラゴン映画不滅の傑作です。特に映画のクライマックスで約10分間に渡って展開される嘉凌演じる馬素貞の報仇決行シーンは、香港&台湾アクション映画における“女主人公vs無数の荒くれ野郎軍団”の1つの原型となった伝説的なクンフーファイトで、例え作が驚くほど短期間で撮影された作品でも、例え公開から何十年経った作品でも、その輝きは今も決して色褪せる事はありません。 私はこれまでもこの亡兄である馬永貞の復讐に命を懸ける馬素貞の鮮烈な生き様を描いた「地獄から来た女ドラゴン」を何としてもリメイクして欲しい!と何度も訴えて来たのですが、それこそ章子怡、水野美紀、武田梨奈と馬素貞を演じるに相応しい女ドラゴンたちが何人も現れながら、

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    changpian 2018/11/24
  • 黄金の70年代香港クンフー映画③ 伝説のマラソンバトル!「帰って来たドラゴン」 - 超級龍熱

    梁小龍&倉田保昭主演「帰って来たドラゴン」(74)日劇場公開時ポスターです。 私は作を74年に銀座の映画館で「小さな恋のメロディ」(71)と2立てで観ています。 敢えて語弊を承知で言えば、74年に大量劇場公開された無数の空手映画の中で、真の意味で私たち日の観客の鑑賞に耐え得るクンフー映画は前述の王羽主演「片腕ドラゴン」とこの「帰って来た〜」を含めた数のみでした。 それほど作で梁小龍と倉田さんが披露した“蹴っては走り!殴っては走る!”いう破天荒かつ壮絶なファイトスタイル、所謂“ハイスパートクンフー”は衝撃的でした。 実は今年の6月に倉田さんとお会いした際、私が倉田さんに「あの「帰って来たドラゴン」でブルース・リャンと激闘を繰り広げた倉田さんが撮影後に原因不明の頭痛に悩まされた、と仰っていたのが印象的でしたね」と振ると、倉田さんが「いや、あの頭痛の原因は分かってるんだよ。あれはね・

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    changpian 2018/11/24
  • 黄金の70年代香港クンフー映画② 俺が “香港のブロンソン”!「危うし!タイガー」 - 超級龍熱

    “香港のチャールズ・ブロンソン”こと陳星主演「危うし!タイガー」(72)日劇場公開時ポスターです。ちなみにこの“香港のブロンソン”は中国武術研究家の笠尾恭二先生の命名です。 作が74年に日公開された際は日語版で公開されましたが、私こと龍熱のデビュー「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」製作時に担当編集者がこの70年代当時に製作、またはその後TV放送されたいわゆる“空手映画”の日語版プリントの存在を調べたのですが、残念ながら全てがジャンクされていたそうです😭。 さて、この「危うし!タイガー」ですが、海外では別の英題「カンフー頭蓋骨砕き」なんて恐ろしい題名になっていながら、ハッキリ言って陳星主演作品の中ではそこそこの出来で余り面白い作品ではないんですね。 ではこの「危うし!タイガー」には一体何が足りないのか?ズバリ!倉田保昭が足りない!! そう、この70年代序盤の陳星主演作

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    changpian 2018/11/23
  • 黄金の70年代香港クンフー映画① “天皇巨星”登場!「片腕ドラゴン」 - 超級龍熱

    さあ、今年も始まりました!我が「超級龍熱」が来週11月27日に迫った“世紀の闘神”李小龍の生誕日を盛大に祝う特別企画“猛龍生誕祭”です!それでは先日のお約束通り、スペシャルコラム「黄金の70年代香港クンフー映画」第1回から第9回までをお楽しみ下さい!! 「片腕ドラゴン」(72)劇場パンフレット。1974年当時小学生だった龍熱少年は学校帰りに電信柱に針金で括り付けられていたこの映画のポスターを見て一言。 「これ・・何かブルース・リー映画と違う。この何とかウォングって凄く胡散臭い!」 ある意味子供って残酷なんですね😉。残酷と言えば当時現地で公開された「片腕ドラゴン」は残虐シーンがかなりカットされていたとか。 でもあの公開版よりまだ残虐ってどれだけ残虐シーンがあったんだよ(^_^;)。 それにしてもこの「片腕ドラゴン」が公開された74年から数十年後、映画評論家となった龍熱少年が作の主演武打星

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    changpian 2018/11/23
  • 今年もやります!「超級龍熱」が放つ“猛龍生誕祭”スペシャルコラム「黄金の70年代香港クンフー映画」いよいよ近日スタート!! - 超級龍熱

    さてさて、お待たせしました。今年もやります!我が「超級龍熱」が来たるべき“世紀の闘神”李小龍の生誕日を盛大に祝う“猛龍生誕祭”です! 今年の“猛龍生誕祭”は、長きに渡る香港クンフー映画歴史上において、私たち日人も含めクンフー映画が最も熱く燃えた黄金の70年代、その70年代に公開された懐かしのクンフー映画群を熱く振り返るスペシャルコラム、題して「黄金の70年代香港クンフー映画」(全10回)を予定しています! 既に「超級龍熱Facebook」では大好評連載中の同コラムですが、当ブログでもいよいよ今週から改めて第1回から第9回までを順次更新していく予定です。で、実はこのスペシャルコラム「黄金の70年代香港クンフー映画」には明確なゴールがあるんです。そう、そのゴールこそが今月11月27日のリーさんこと李小龍の生誕日なのです。そのスペシャルコラムのゴールとなる第10回では私こと龍熱が今も愛してや

    今年もやります!「超級龍熱」が放つ“猛龍生誕祭”スペシャルコラム「黄金の70年代香港クンフー映画」いよいよ近日スタート!! - 超級龍熱
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    changpian 2018/11/21
  • 元嘉禾影業プロデューサー、アンドレ・モーガンが「東京国際映画祭」フィルムワークショップで友人ブルース・リーの思い出を語る!!! - 超級龍熱

    お待たせしました‼今週10月25日に池袋サンシャインシティで開催された東京国際映画祭によるフィルムワークショップに、パネリストとして出席したアンドレ・モーガン氏が語ったリーさんことブルース・リーに関するコメントの詳細です。 女性司会者の紹介で穏やかな笑顔で登壇したモーガン氏は、まず自身のこれまでのプロデューサーとしての足跡から現在のハリウッドや中国映画界の状況や問題点を静かに、それでいて力強く語りました。 それらトークの中にはモーガン氏が関わったスタローン主演「ランボー」(82)製作秘話や、呉京が「ウルフ・オブ・ウォー」(17)で大ブレイクに至るプロセスなど大変興味深いエピソードが色々ありましたね。 ちなみに私とトビー・ラッセル監督は、当たり前ながらモーガン氏の英語によるセミナーを全て同時通訳なしで聞いていました。 さて、モーガン氏のセミナーが無事に終わり、司会者が英語で「ではどなたかMr

    元嘉禾影業プロデューサー、アンドレ・モーガンが「東京国際映画祭」フィルムワークショップで友人ブルース・リーの思い出を語る!!! - 超級龍熱
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    changpian 2018/10/28