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  • 『武術の孤児』上映&ホアン・ホアン監督トーク - アジア映画巡礼

    中国映画関連イベントのご案内をいただきました。 『武術の孤児』上映&ホアン・ホアン監督(第31回TIFF アジアの未来部門 国際交流基金アジアセンター特別賞受賞)トーク 日時:2020年2月1日(土)15時~(14:30開場) 15時から『武術の孤児』上映、17時10分頃からトーク開始予定 会場:アテネ・フランセ文化センター 東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ 4階 *入場無料(予約不要)定員130名(先着順) 主催:国際交流基金アジアセンター/協力:東京国際映画祭 公式サイト(詳細はこちらで) ©Dadi Century (Beijing) Co.,Ltd. 昨年の東京国際映画祭上映時にアップした作品紹介はこちらです。何だかいまいちよくわからない作品だったので、もう一度見直してみようかと思います。予告編を付けておきますので、TIFFで見逃した方はぜひどうぞ。 『武術の孤児

    『武術の孤児』上映&ホアン・ホアン監督トーク - アジア映画巡礼
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    changpian 2020/01/12
  • 2019年中国映画興収トップ15 - アジア映画巡礼

    昨年の中国では、10億元(約15億5千万円)を超える興行収入を上げた映画が15出ました。そのうちの10中国映画(含む香港製作映画)で、昨年に比べると数も増え、興収もアップと、中国映画界は右肩上がりの成長を続けているようです。日でも映画祭上映されているものが多いので、すでにご覧になった方もいらっしゃることでしょう。予告編を付けておきますので、未見の方はさわりを楽しんで下さい。 2019年中国国内興行成績トップ15 (アジア映画以外は監督&キャスト名、予告編を省略/1元=15.5円) 1.『ナタ~魔童降臨~(那吒之魔童降世)』 49億7267万元 監督:餃子(ジャオズ) 声優:呂艶婷(ルー・ヤンティン)、澣墨(モー・ハン) 日上映:2019東京・中国映画週間 《哪吒之魔童降世》发布终极预告【预告片先知 | 20190725】 2.『流転の地球(流浪地球)』 46億4391万元 監督

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    changpian 2020/01/06
  • 宿題フィルメックス<下>:グー・シャオガン監督作『春江水暖』 - アジア映画巡礼

    宿題提出の後半は、フィルメックスで人気が高かった中国映画『春江水暖』です。ストーリー等はこちらでご紹介しましたが、フィルメックスの紹介文には、「杭州の富陽の美しい自然を背景に、一つの家族の変遷を悠然と描いたグー・シャオガン監督のデビュー作。絵巻物を鑑賞しているかのような横移動のカメラワークが鮮烈な印象を残す」と書かれています。まさに悠々たる川の流れのような作風で、これを作ったグー・シャオガン(願暁剛)監督が1988年生まれの31歳とはとても信じられません。この作品に魅了された人も多く、中国語圏映画に詳しいライターの浦川留さんも、ブログで「極私的マイベスト2019」の1に選んでいらっしゃいます。杭州市富陽区は昔の名前を富春と言ったそうで、そこを描いた有名な絵巻物が元代の1350年頃に書かれた「富春山居圖」なのだとか。それもあって、絵巻物への連想がなされたようです。 『春江水暖』 2019/

    宿題フィルメックス<下>:グー・シャオガン監督作『春江水暖』 - アジア映画巡礼
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    changpian 2020/01/01
  • 宿題フィルメックス(上):ロウ・イエ監督『シャドウプレイ』 - アジア映画巡礼

    1ヶ月遅れですが、第20回東京フィルメックス上映作品のQ&A記録を追加しておきます。当は終了後1週間以内にやるはずが、こんなに遅くなってしまいました。まあ、宿題提出するだけマシと思っていただければ、というところです。今回は、オープニング・フィルムとなったロウ・イエ監督作品『シャドウプレイ』についてです。 『シャドウプレイ』 2018/中国中国語/125分/英語題:Shadow Play/原題:風中有朵雨做的雲 監督:ロウ・イエ(婁燁) 主演:ジン・ポーラン(井柏然)、ソン・ジア(宋佳)、チン・ハオ(秦昊)、ミシェル・チェン(陳妍希)、マー・スーチュン(馬思純) 配給・宣伝:アップリンク ※2020年2月下旬よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかで公開予定 公式サイトもまだできていないようですが、フィルメックスではティーザーチラシが配られていましたので、2月公開は確かだと思います。

    宿題フィルメックス(上):ロウ・イエ監督『シャドウプレイ』 - アジア映画巡礼
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    changpian 2019/12/29
  • 第20回東京フィルメックス:Day 5(下) - アジア映画巡礼

    11月27日(水)に見た作品の続きです。『イロイロ ぬくもりの記憶』(2013)に続くシンガポールの監督アンソニー・チェンの作品『熱帯雨』なのですが、驚いたことに、『イロイロ』で母子役を演じたヨー・ヤンヤンとコー・ジアルーが再び主役として登場します。その理由も詳しく語ってくれた、チェン監督のQ&Aもとても興味深かった作品でした。 『熱帯雨』 2019/ シンガポール、台湾中国語、英語、福建語/103分/英語題:Wet Season/原題:熱帯雨 監督:アンソニー・チェン(陳哲芸) 主演:ヨー・ヤンヤン(楊雁雁)、クリストファー・リー(李銘順)、コー・ジアルー(許家楽)、ヤー・シービン(楊世彬) マレーシア出身で、シンガポールの陽光中学(日の中・高にあたる)で中国語を教えているリン(阿玲/ヨー・ヤンヤン)は、シンガポール人の夫アンドリュー(クリストファー・リー)とその父(ヤー・シービン)

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    changpian 2019/12/04
  • 第20回東京フィルメックス:Day 4 - アジア映画巡礼

    日は、コンペ部門作品2を見せていただきました。どちらも、すでにフィルメックスでお馴染みの監督作品で、ミディ・ジー監督とペマツェテン監督の作品です。 『ニーナ・ウー』 2019/台湾、マレーシア、ミャンマー/中国語/102分/英語題:Nina Wu/原題: 灼人秘密 監督:ミディ・ジー(趙徳胤) 主演:ウー・カーシー(呉可熙)、ヴィヴィアン・ソン(宋芸樺)、シャ・ユーチャオ(夏于喬)、シー・ミンシュエイ(施名師) 台湾中部の町から台北にやってきて、女優を目指しているニーナ・ウー(ウー・カーシー)。すでに8年、台北でがんばっているのですが、何かの短編映画やCFに出演した以外には、オーディションに落ちてばかり。仕方なくネット配信で自分の動画を見せたりしていました。そんな時、マネージャーが大きな役のオーディション情報を取ってきてくれます。ヌードシーンもあるとのことでちょっと大変そうでしたが、

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    changpian 2019/11/27
  • 第32回東京国際映画祭:DAY 2 - アジア映画巡礼

    今日は、昨日とはうって変わったよいお天気でした。六木会場の様子もちょっと写真でお見せしておきましょう。 今年は無料配布のプログラムは桜色の表紙だったのですが、カタログでは白地になり、どうもこちらがメインのカラーのようです。毎年変わるのもいいような悪いような...。上映作品ポスターがいっぱい貼ってあるボードには、いつものように通る人がみんな足を止めていきます。 日は、3の作品を見てきました。 『ある妊婦の秘密の日記』(画像はいずれも©One Cool Flm Production Limited) 2019年/香港/広東語/95分/原題:Baby復仇記 監督:ジョディ・ロック[陸以心] 出演:ダダ・チャン[陳静]、ケヴィン・チュー[朱鑑然]、キャンディス・ユー 主人公のカーメン(ダダ・チャン)は広告代理店で働くキャリアウーマン。夫のオスカーは香港のプロバスケ・チームの花形で、夫の母親と

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    changpian 2019/10/31
  • 第32回東京国際映画祭:DAY 1プラス - アジア映画巡礼

    昨日の、『ファストフード店の住人たち』のQ&Aレポートです。司会はプログラミングディレクターの石坂健治さん、登壇者は黃慶勳(ウォン・シンファン)監督、郭富城(アーロン・クォック)、楊千[女華](ミリアム・ヨン)のお三方です。 石坂:この作品は、日語のタイトルを付けるのに苦労しました。英語のタイトルは「I'm Livin' It」ですが、中国語のタイトルは「麥路人」で、「麥」は麦のことであるものの、香港では大手ファストフード・チェーンの名を指すのです(「麥當労」がマクドナルド中国名)。それで、こういう日語のタイトルになりました。では、お一人ずつご挨拶からお願いします。 監督:これは、私の初めての監督作です。自分の夢でもありました作品ですので、皆さんに見ていただけて幸せです。 石坂:今回がワールドプレミアで、皆さんが世界で初めてご覧になったわけです。また、このお三方が揃うというのも珍しい

    第32回東京国際映画祭:DAY 1プラス - アジア映画巡礼
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    changpian 2019/10/30
  • <第20回東京フィルメックス>上映作品ラインナップ発表! - アジア映画巡礼

    東京フィルメックスの上映作品が発表になりました。取り急ぎ、リストをお届けします。映画祭の公式サイトはこちらですが、まだ一部工事中のようなので、まずは当ブログで上映作品をご確認下さい。 第20回東京フィルメックス 2019年11月23日(土・祝)~12月1日(日) 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日比谷(レイトショー会場) <東京フィルメックス・コンペティション> 『水の影』 2019/インド/マラヤーラム語/116分/英語題:Shadow of Water/原題:Chola 監督:サナル・クマール・シャシダラン 『昨夜、あなたが微笑んでいた』 2019/カンボジア、フランス/語/77分/英語題:Last Night I Saw You Smiling/原題: 監督:ニアン・カヴィッチ 『熱帯雨』 2019/ シンガポール、台湾中国語、英語、福建語/103分/英語題:Wet Season

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    changpian 2019/10/11
  • 第32回東京国際映画祭アジア映画上映作品一覧 - アジア映画巡礼

    遅くなりましたが、先週発表のありました第32回東京国際映画祭(2019TIFF)のアジア映画上映作品をまとめました。以前の記事でもちょっと書いたように、インド映画がゼロというのは悲しいところですが、他の上映作品には期待できるものが多そうなので、製作国に関係なく面白い作品を発見していただければと思います。ストーリーや予告編がアップされているTIFFのサイトはこちらです。 2019TIFF <コンペティション> 『チャクトゥとサルラ』 2019/中国/モンゴル語、北京語/111分/原題:白雲之下 監督:ワン・ルイ [王瑞] 出演:ジリムトゥ、タナ、イリチ ©Authrule (Shanghai) Digital Media Co., Ltd. ©Youth Film Studio 『湖上のリンゴ』 2019/トルコ/トルコ語/100分/原題:Aşık 監督:レイス・チェリッキ 出演:タクハン・

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    changpian 2019/10/04
  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭2019「アジア千波万波」上映作品決定! - アジア映画巡礼

    少し前に、山形国際ドキュメンタリー映画祭2019のコンペ作品をこちらでご紹介しました。それに続き、アジアのドキュメンタリーがいっぱい上映されるプログラム「アジア千波万波」の上映作品21が決定! というニュースが事務局から届きました。インド映画もいっぱい入っています。思い出せば2年前、2017年のこの映画祭で、『人間機械』(2016)がコンペ部門で上映され、『あまねき旋律(しらべ)』(2017)が「アジア千波万波」で上映されて、昨年公開されたのでしたね。今年も、両部門の上映作品で公開される作品が出てくるでしょうか。いち早くご覧になりたい方は、ぜひ山形へ! YIDFF2019 アジア千波万波 『アナトリア・トリップ』 Anatolian Trip トルコ/2018/114分 監督:デニス・トルトゥム、ジャン・エルキナジ Deniz Tortum, Can Eskinazi 『夏が語ること』

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    changpian 2019/08/11
  • 映画祭関係上映のアジア映画あれこれ - アジア映画巡礼

    今年も、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019が開催されます。先日ラインアップが発表されたのですが、それを見てびっくり! 私の大好きな韓国の俳優キム・ユンソクが、何と監督作品を作っているではありませんか! 主演ではありませんが、準主演もしていて、これは見逃すわけにはいきません。そのほか、日中国の共同製作作品もあって、ちょっとこの2だけご紹介しておこうと思います。 SKIP シティ国際D シネマ映画祭2019(第16 回) ■期 間: 2019 年7 月13 日(土)~ 7 月21日(日) 9 日間 ■会 場: SKIP シティ 映像ホール/多目的ホールほか 〔 埼玉県川口市上青木 3-12-63〕 メディアセブン 〔埼玉県川口市川口1-1-1 キュポ・ラ7F〕 ■公式サイトはこちら 国際コンペティション 10 作品中の、次の2作品だけのご紹介ですみません。映画祭の全容詳細は上記公式

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    changpian 2019/06/12
  • 東京外国語大学でアジア映画関連の催し続く - アジア映画巡礼

    府中市にある東京外国語大学。私のハーフ母校(大学院中退なんです;)で、かつハーフ旧職場(移転前の北区西ヶ原キャンパスの時に勤務してたんです、20年も!)なんですが、最近のTUFS-Cinemaを始めとする様々なアジア映画がらみのイベントは、ほんとに「私の在籍/在職中にやってほしかった!」と思ってしまうほど。7月にあるインド映画『マントー』の上映はこちらでご案内しました(TUFS-Cinemaの公式サイトはこちら)が、東南アジア映画関連や香港映画関連の催しも、ちょっとまとめてご紹介してしまいましょう。 ♫  ♫  ♫  ♫  ♫  ♫  ♫  ♫ TUFS Cinema「東南アジアの音楽と芸能」特集 「東南アジアの音楽と芸能」特集(第1回) 『タクスゥ – 魂の踊り子』 2019年6月26日(水)18:30開映(18:00開場) @東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール 入

    東京外国語大学でアジア映画関連の催し続く - アジア映画巡礼
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    changpian 2019/05/24
  • 目撃!中国インディペンデント・ドキュメンタリー<第14回>徐辛監督『馬皮』上映 - アジア映画巡礼

    専修大学の土屋先生からお知らせをいただきました。いただいたご案内をそのまま貼り付けておきます。添付ファイルがうまく開けず、画像がなくてすみません。 *********************** 目撃!中国インディペンデント・ドキュメンタリー 第14回 徐辛監督『馬皮』(2002年撮影、80分) 江蘇省のある村での民間の祭礼を、準備から実施まで記録したドキュメンタリー。人類学の資料として撮影したのではなく、宗教と政治の関わりを考ようとしています。村民の自治的な活動がいかにして地区の祭礼を成り立たせるか、党政府とどのように折り合うか、文化大革命以来の毛沢東思想の宗教化、伝統的な民間信仰の法師の活躍などなど、宗教と政治の複雑な様相を丹念に追った作品です。 日時:2019年5月11日(土) 14:45~16:15上映 16:30~解説と意見交換 場所:専修大学神田校舎1号館3階301教室(九段下

    目撃!中国インディペンデント・ドキュメンタリー<第14回>徐辛監督『馬皮』上映 - アジア映画巡礼
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    changpian 2019/04/29
  • 香港国際映画祭レポート<5>姜文監督作品『邪不壓正』のハチャメチャさ - アジア映画巡礼

    さて、一昨日書いた「とんでもない作品」ですが。香港最後の夜に見た姜文(チアン・ウェン)の監督・主演作『邪不壓正』が、トンデモ&ハチャメチャな作品だったのです。監督の「北洋三部曲(北平三部作)」の最終章だそうで、周潤發(チョウ・ユンファ)と姜文、葛優(グォ・ヨウ)が主演した『さらば復讐の狼たちよ[譲子弾飛]』(2010)、姜文と葛優、舒淇(スー・チー)が主演した『弾丸と共に去りぬ-暗黒街の逃亡者-[一歩之遙]』(2014)に続く作品となります。『さらば復讐の狼たちよ』(この邦題、コロッと忘れていて、原題から検索してやっと思い出しました。『一歩之遙』がこれに劣らぬ変な邦題でDVD化されていることも、今回初めて知った次第です)でもCG使いまくり&すべてをぶち壊す方式でやり過ぎ感バリバリだったのですが、今回はさらにパワーアップ。火だるま少年は出てくるは、北京の見事な瓦屋根の上を彭于晏(エディ・ポン

    香港国際映画祭レポート<5>姜文監督作品『邪不壓正』のハチャメチャさ - アジア映画巡礼
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    changpian 2019/04/01
  • 香港国際映画祭レポート<3>生々しかった中国映画『浄土』 - アジア映画巡礼

    香港国際映画祭は、中国のインディペンデント映画とって、外に開かれた窓的存在でした。中国国内では上映許可が出ないと上映ができないのですが、そんなものは無視して作品を完成させ、何とか観客に見せたいと思っている監督の作品を、これまで数多く上映してきたのです。その心意気は今も続いているようで、今回見た『浄土』も、こんなシーンを描いても大丈夫なのか、とハラハラするような描写がありました。 映画は、「オミトボ」というつぶやきから始まります。日語で言えば「(南無)阿弥陀仏」で、英語字幕は「Amitabh」と出てきます。舞台は大同に近い農村。そこに、フロントに毛沢東の小さな胸像と数珠を飾った大型車が到着。役人らしき服装の男女5人が降りてきて、農家に入っていきます。彼らをもてなそうとするこの家の主婦に対し、役人たちは詰問口調で問いかけます。「夫は?」「出稼ぎに行っています」と答える主婦に、「女の子が2人い

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    changpian 2019/03/30
  • 香港国際映画祭レポート<2>李麗華レトロスペクティブ@元香港監獄 - アジア映画巡礼

    香港国際映画祭には、1993年から続けて参加しています。1993年は香港中文大学に留学していたこともあって、午前中の授業が終わるとすっ飛んで行き、全期間をたっぷりと楽しみました。当時の私の関心は、古い時代の香港映画中国映画で、香港電影資料館がまだなかった時代のこと、科学館や太空館(スペース・ミュージアム)のホールで上映されるレトロスペクティブをしらみつぶしに見た記憶があります。ここ10年ぐらいは毎年3日か4日しか参加できなかったため、レトロはあきらめていたのですが、今年はレトロ作品の上映数が4と少ない上、李麗華(リー・リーホア)作品の修復版が上映されるというので行ってみました。 映画をご紹介する前に、上映が行われたホールのある「大館(タイクン)」という場所について、ちょっとご説明したいと思います。これは、中環(セントラル)地区にあった警察関連施設3つを再利用したもので、もと刑務所(下

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    changpian 2019/03/30
  • 香港国際映画祭レポート<1>インド亜大陸の作品紹介 - アジア映画巡礼

    香港国際映画祭はもう後半です。3月18日(月)から始まり、4月1日(月)が最終日となりますが、いつもならイースター休暇を中心に清明節の休暇も入って、休日の間は映画祭も一段と賑わうのに、今年は期間中にまったく休日がありません。今年のイースター休暇は4月19日から4日間で、あまりにも後になるため、前倒しにされたのでしょうか。昨年は3月19日から4月5日だったので、期間も少し短くなったようです。東京国際映画祭(TIFF)と同じで、予算が厳しくなったのかも知れません。 今年の映画祭大使は、5年間続いた古天樂(ルイス・クー)から郭富城(アーロン・クォック)に代わりました。今年はオープニングに参加できなかったため、お顔は拝めませんでしたが、昨年のTIFFで上映された『プロジェクト・グーテンベルク』(2018)での名演のように、毎年いい作品に出演しているアーロンです。上に付けたのは、香港国際映画祭事務局

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    changpian 2019/03/30
  • 香港国際映画祭レポート<4>新人監督コンペ(中国語圏映画) - アジア映画巡礼

    香港国際映画祭では、コンペも行われます。「火鳥大奨(ファイアーバード・アワード)」というコンペで、「ヤングシネマ・コンペティション(中国映画)」「ヤングシネマ・コンペティション(世界映画)」「ドキュメンタリー映画コンペティション」「短編映画コンペティション」の4つにカテゴリーが分かれており、それぞれに賞が授与されるようです。ここでは、「ヤングシネマ・コンペティション(中国映画)」のご紹介をしておきます。 『幻土(げんど)』 2018/シンガポール、フランス、オランダ/95分/原題:幻土/英語題:A Land Imagined 監督:ヨー・シュウホァ (楊修華) 東京FILMeX2018で上映された作品。詳しくはこちらを。 『冬去冬又來』 2019/中国/110分/英語題:Winter After Winter 監督:邢健 日軍が占領していた時代の中国東北部を舞台にした、貧しい農民一家

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    changpian 2019/03/30
  • 2月2日(土)はP.ラムリーとデートを - アジア映画巡礼

    日より、「ラララ♫東南アジア[クラシックス」」の上映が始まります。以前こちらの記事でもご紹介したのですが、もう一度スケジュール等を付けておきます。主催は国際交流基金アジアセンター(HP)と、会場ともなるアテネ・フランセ文化センター(HP)です。 ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 「ラララ♫東南アジア[クラシックス]」 【上映スケジュール】 1月30日(水) 16:15 『プアンとペーン』(132分) 19:00 『少女ルーペ』(127分) 1月31日(木) 16:20 『水かけ祭りの雨』(126分) 19:00 『オペラジャワ』(120分) 2月1日(金) 15:50 『少女ルーペ』(127分) 18:30 『プアンとペーン』(132分) 2月2日(土) 11:20 『水かけ祭りの雨』(126分) 14:00 『オペラジャワ』(120分) 16:30 『わが義母』(117分)

    2月2日(土)はP.ラムリーとデートを - アジア映画巡礼
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    changpian 2019/01/31
    あのミン・ウォンのインスタレーション、懐かしい。