ARMは、ARMプロセッサを搭載した機器上で実行されるLinuxアプリケーションを最適化するツール「Streamlineパフォーマンス・アナライザ」を発表した。 同ツールは、解析データを自動的に収集し、グラフを使ったわかりやすいレポートを生成することが可能。これによりソフトウェア開発者は、アプリケーションのホットスポット、マルチスレッディング上の問題、システム・リソースの非効率的な使用を容易に発見することが可能となる。 また、ARM搭載機器とのTCP/IP接続だけで、プロセッサのプログラム・カウンタやパフォーマンス・カウンタのサンプルを収集することが可能で、接続を低コストにできるため、ターゲットのメモリ・リソースに関係なく、Linuxソフトウェア・スタック全体の長時間にわたる解析が可能だ。 収集した解析データは、数秒で処理され、ソフトウェア実行のシステム・レベル・ビューとして表示されるほか