「本日お知らせした訴訟に関しましては、原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました。なお、この取下げに際して、金銭の授受等が一切なかったことは、お知らせのとおりです」(週刊文春編集長 竹田聖)
「本日お知らせした訴訟に関しましては、原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました。なお、この取下げに際して、金銭の授受等が一切なかったことは、お知らせのとおりです」(週刊文春編集長 竹田聖)
12人が乱立し、思いがけず大変なことになってしまった自民党総裁選。「自らが出馬意思の表明を行った(ことが報じられた)順」で、前編では小林鷹之さん、青山繁晴さん、高市早苗さん、上川陽子さん、石破茂さんまで紹介してきました。 後編は、まさかの本命になりつつある小泉進次郎さんからです。 「人気あるし真面目だし毛並みもいいんだけど能力的に全く未知数」小泉進次郎(43歳) 小泉進次郎 ©文藝春秋 いつかは勝負をかけてくるはずのプリンス、どうも出馬含みの話が出てきて踏ん切りがついた模様です。出馬方針が明らかになれば推薦議員20名のハードルも楽勝でクリアになるとしつつも、なぜか本人が電話かけて推薦人集めをしているご様子。 「まだ推薦人集まり切っていないので、先生にもぜひご協力をお願いします」と下手に出る作戦なのでしょうが、さすがに海千山千の先生方は「出馬表明後に議員票をお願いするより出馬前に一本電話を入
アイドルグループ「KAT-TUN」の中丸雄一(40)が都内某大学に通う橋本環奈似の女子大生とアパホテルで密会していたことが「週刊文春」の取材でわかった。中丸が所属するSTARTO ENTERTAINMENTは事実関係を認め、「今後についてですが、本人の希望も含め謹慎することとさせて頂きます」と回答した。 ◇◇◇ 最年長としてグループを牽引してきた 中丸は1998年に旧ジャニーズ事務所に入所し、2006年に「KAT-TUN」の一員としてデビューした。 KAT-TUNの中丸雄一(40)(中丸雄一のインスタグラムより) 「2001年に6人組で結成され、デビュー前に東京ドーム公演を行うなど、異例の人気を博していた。CDデビュー曲『Real Face』はミリオンセラーを記録。だが、その後、赤西仁、田中聖らメンバーの脱退が相次ぎ、2016年に活動休止を発表。そこから約2年の“充電期間”を経て、現在の体
昨年2月25日にNHK-Eテレで放送された「ETV特集 ルポ死亡退院 ~精神医療・闇の実態~」。2023年のテレビで最も優れたスクープ報道として高く評価された。日本新聞協会賞、放送人の会グランプリ、石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞、貧困ジャーナリズム大賞など主だった賞の最高賞を受賞した。 東京・八王子市にある民間の精神科病院・滝山病院。精神科のほかに内科も併設し、人工透析治療などができるため、精神疾患に加えて腎疾患などを抱える合併症の患者が他の病院からも送り込まれてくる。そこではベッドに寝たきりの高齢患者を看護師らが問答無用で殴る、叩く、つねる、蹴る。暴力や虐待が日常茶飯事。ベッドに縛り付ける身体拘禁も日常化。入手した資料で入院患者の約8割が死亡して退院。いったん入院すると死亡しない限りは退院できないというおぞましい実態、“死亡退院”の現実があった。 「このままでは殺される……。どうか助け
2021年7月、ミュージシャン・小山田圭吾氏は表舞台から姿を消した。過去に雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』や『クイック・ジャパン』に掲載された自身の“いじめ告白”記事がSNS上で炎上し、就任したばかりだった東京オリンピック開会式音楽担当の辞任を余儀なくされたのだ。 小山田氏は炎上の直後に発表した声明文で、問題とされる雑誌の記事について「事実と異なる内容も多く記載されております」と主張している。では、何が事実で何が事実ではないのか――。 ノンフィクション作家の中原一歩氏による小山田氏インタビューの一部を『小山田圭吾 炎上の「嘘」』(文藝春秋)より抜粋して紹介する。(全4回の1回目/続きを読む) 小山田圭吾氏 ©文藝春秋 ◆◆◆ 「全裸でグルグル巻」は本当なのか? 『ロッキング・オン・ジャパン』も『クイック・ジャパン』も、いじめの内容はもちろん、話をしている文脈も違う。ただ、これらの記事の内
現職の小池百合子都知事(71)が、前参院議員の蓮舫氏(56)らをリードする展開の東京都知事選(7月7日投開票)。2期8年に及ぶ小池都政の在り方が問われる中、「週刊文春」は、部署別の超過勤務状況を取りまとめた内部文書を入手した。小池氏は2016年の都知事選で「残業ゼロ」などの公約を掲げていたが、文書からは都庁職員の残業時間が労働基準法で定められた上限を超えていることが窺え、波紋を呼びそうだ。 総務局人事部職員支援課長が各局長らに宛てた文書 3選を狙う小池氏が2016年の都知事選で掲げた公約が、「7つのゼロ」だった。「待機児童」など7項目のゼロを目指すとしたが、実際にゼロを達成したのは、「ペット殺処分」のみ。「残業」については、都職員1人あたりの平均残業時間は13.5時間(2015年度)から、16.8時間(2022年度)へと逆に増加している。 今回、「週刊文春」が入手したのは、総務局人事部職員
佐々木の脱退についてロッテ球団に尋ねると、「自分の判断で決めたと聞いています」と回答があった。 佐々木のメジャー挑戦に対して選手会からは怒りの声 昨年12月、ポスティング制度による今オフのメジャー挑戦を希望していると報じられた佐々木。制度の申請期限を過ぎたため、今オフの渡米の可能性は限りなく低くなったが、 「佐々木はその後も、2024年オフの移籍を容認するよう球団に求めた。しかし、吉井理人監督が『球団に対してもうちょっと恩返ししてからじゃないと』と言うように、球団側は『時期尚早』との考え。そのため交渉が長期化しているのです」(スポーツ紙記者) だが、佐々木のポスティング制度を使ったメジャー挑戦に対し、選手会からは異論が出ているという。 「選手会会長の広島・會澤翼さんは『名前も聞きたくない』と怒っています」(前出・関係者) 契約更改が越年中の佐々木 ©文藝春秋 なぜ選手会からは怒りの声があが
松本が「スピードワゴン」の小沢一敬に女性を集めさせ、グランドハイアット東京のスイートルームで飲み会を開催。参加者のA子さんと二人きりになった松本が「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫った様子を報じた。また、同時期に松本から肉体関係を迫られたB子さんの証言も掲載している。 松本は年が明けた1月8日に芸能活動の休止を発表。以降、沈黙を保ってきたが、22日に松本は訴訟に踏み切った。 松本人志 ©時事通信社 元タレント女性が実名告発 そんななか「A子さんの勇気に共感した。A子さんの力になりたい」と、初めて実名・顔出しでの取材に応じる元タレントの女性が現れた。この女性は「週刊文春」の180分におよぶ独占インタビューに応じ、19歳の時に松本から肉体関係を求められた体験を語ったのだ。 「仕事柄、多くの芸能人と食事をする機会がありますが、あんなに酷い仕打ちを受けたのは私の人生で彼だけでした。あの出来事が
「ヒガシでは無理だというのが世間にも伝わったでしょう。会社からは長年特別扱いをされてきたけれど、下からの信頼がない男なんですよ。そのぶん井ノ原が誠実に見えたでしょうが、記者会見を振り返れば脇の甘い発言もありました」(大手芸能事務所関係者) 4時間以上に及ぶ会見で、露呈したのは新社長の人望のなさとサイドを固める役の脇の甘さだった。 記者会見する東山紀之氏と井ノ原快彦氏 ©時事通信社 経営陣が顔を出したのは初めて 9月7日午後、都内ホテルに設けた会見場に登壇したのは計4名。藤島ジュリー景子・前社長と東山紀之新社長、ジャニーズアイランド社長であり「V6」元メンバーの井ノ原快彦、そして長年顧問を務めてきたのとは異なる法律事務所の弁護士(木目田裕氏)だった。 8月29日に公表された再発防止特別チームの調査結果及び提言を受けて開かれた会見だが、ジャニーズ事務所の長い歴史のなかで、経営陣が顔を出したのは
「伊集院、おまえなんだよ。レーティングで裏はねえだろ」 2月21日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で太田光が熱弁をふるった。ラジオの聴取率調査週間に、『安住紳一郎の日曜天国』の裏番組で伊集院光が『オールナイトニッポン』の55周年特番に出演。太田が“TBSラジオの看板”と称する伊集院の行動を問題視したのだ。ラジオ関係者が説明する。 三村社長がレーティングの裏番組に出ても構わないと言った 「2ヶ月に1回ある聴取率調査(=レーティング)は、テレビの視聴率調査と同じようなもので、番組はその数字で判断されます。各局とも、その週を“スペシャルウィーク”と呼んでいて、リスナーへ豪華プレゼントをしたり、大物ゲストを呼んだりして力を入れます。太田さんは『安住、伊集院はTBSラジオの二枚看板なんですよ』と話した上で、大事なレーティングの時に裏番組に出た伊集院さんに疑問を投げ掛けたのです」
信千世は岸信夫前防衛相の長男として生まれた。フジテレビ記者を経て、父の秘書を務めていた。しかし信夫が病気のために議員辞職することを発表すると、信千世が後継を目指すことを表明したのである。 信千世が表明した「志」は… ドラマなら大事な見せ場であり、視聴者の心をつかまなければいけない。さっそく信千世は2月から政治活動のためにHPを立ち上げた。そこで高らかに表明した志とは何か。トップページに出てきたのは「家系図」だった。 信夫の祖父「岸信介」元首相の名が目立つ場所にデンとあり、その横に「佐藤栄作」元首相(岸信介の弟)、さらに信夫の兄の安倍晋三元首相、その父の晋太郎元外相、晋三の祖父で衆院議員だった寛の名があった。国会議員6人が並ぶ家系図を掲載し、それらの人物に連なるのが自分(信千世)であるというアピールをかましたのであった。 これが『どうする信千世』の初回放送である。タイトルは「わしの家」。奇し
終わりがけになってもt.A.T.u.は一向に現れず、タモリがついに冒頭にあげた言葉を口にする。スタジオの出演アーティストたちは、むしろ生放送ならではのハプニングに沸いていた。タモリも苦笑しながら場をつなぐため冗談交じりでしゃべり続ける。 「何が悪いのかよくわかりません。(この日出演した)リップスライムがここ(と肘を指し)に何か書いてたなとか、私が(オープニングで)スカートのことを言ったんでムカッときたとか、いろんな話がありますけど。ここで1曲、私が歌うわけにもいかない。ちょっとのどの調子も悪いし。ようやくチャンスが回ってきたなと、デビューかなと思ったんでございますけどね。まだね、まだ少し時間、(間に合う)可能性がある」 このあと、タモリは「t.A.T.u.、いまなら間に合うぞー!」と呼びかけ、いったんCMに入る。が、結局、CMが明けても彼女たちは出てこなかった。このため、ミッシェル・ガン・
同氏の少年愛は以前から噂にはなっていたもののタブーとされていた。1964年にジャニーズ事務所が新芸能学院と授業料の支払いを巡るトラブルで裁判となった際に彼の性的虐待も公になったが、当時は同性愛へのタブー視と重なり、口にするのは憚られていた。 週刊文春は一連の告発キャンペーンで、ジャニーズ事務所の教育的配慮の欠如や不公正な労働条件、不当な報酬配分などの人権蹂躙を指摘。好奇心を煽る単なるスキャンダルとしてではなく、声なき弱者の声を拾い、事実を可能な限り客観的に伝え、世に問うことが主眼だった。 「なぜ、日本のメディアは取り上げないのか」 BBCは以前からこの報道に関心があり、22年夏にロンドンから取材のために来日。当時取材班のひとりだった筆者は、文藝春秋で元同僚と共に撮影インタビューを受けた。 ジャーナリズムを専門に学び多くの取材現場を経験した優秀なBBCのスタッフは記事を熟読・研究しており、独
りそな銀行の副社長と執行役員が静岡県浜松市内のホテルで“暴言トラブル”を起こし、社内で厳重注意されたことが「週刊文春」の取材でわかった。 りそな銀行は2002年、旧大和銀行とあさひ銀行が合併して発足した銀行で、あさひ銀行は協和銀行と埼玉銀行が前身。東証プライム上場の持株会社・りそなホールディングスの傘下にあり、国内では三大メガバンクに次ぐ規模で、従業員数は8440人(2022年3月現在)、経常収益はHD連結で8447億円(2021年度)に上る。
「#日本死ね」と長時間労働規制 2015年には女性活躍推進法が成立、企業には女性管理職推進目標の策定や公表が義務付けられるようになった。だが本当に女性が働くための、働き続けるための最低限の条件である環境の整備は整っていたとは言えない。その一つが保育園の整備だった。 2016年2月、1本のブログがツイッター上で大炎上し、国会を揺るがす問題になった。 「何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ? 何が少子化だよクソ」 その後、「#保育園落ちた日本死ね」というハッシュタグと共に拡散され、育休から復職する際に保育園に入れない、そのために育休を延長したり、深刻なケースでは退職せざるを得ないといった待機児童が社会問題化した。 女性に「働いて」と言
◆◆◆ 子供だと嘆くなら子供扱いをやめること 去年に引き続いて、今年も早稲田大学で「2週間で芝居を作って発表する」というムボー過ぎてムボー過ぎるがゆえにやってしまう授業が終わりました。 なんのことかと言えば、おいらは早稲田大学で客員教授なんてーものをやっているのですが、夏期ワークショップという名前で、一般の生徒相手に、2週間で芝居を作って、なおかつ、発表会までやるという、ものすごい授業があるのです。 ま、プロの演劇人から見ると、「そりゃあ、無理でしょう」と一言ですまされるものなんですが、これまた、プロの演劇人であるおいらからすると、あんまりにもムボーなので、かえって、清々しさを感じる授業なのです。 学生はもう、2週間、お祭りみたいなもんで、朝から晩まで役者とスタッフを兼ねて走り回り、土日は一応休みとなっていますが、間に合わない舞台装置を作っていたり、衣装を縫ったりしています。 去年は、なに
9月27日、参院選期間中に凶弾に斃れた安倍晋三さんの国葬がしめやかに行われていました。豪運のように見えた安倍さんの壮絶な最期には、驚きとともに悼む気持ちでいっぱいです。 私の実家の近くでは、左翼の皆さんが集まって太鼓打ち鳴らしてお昼寝中の長女(3歳)を叩き起こすなど面倒くさいことになっていましたが、元気があってよろしいと感じます。 巷では、安倍さんの葬儀に献花をするために数時間並んだ国民の数と、官邸前や新宿などで集まった反国葬の左翼とのどっちが人数多かったかで論争が起きているようですが、ぶっちゃけ賛成もあり、反対もあったってことでいいじゃねえかと思うんですが、なぜどっちが多いかで競り合ってるんでしょう。賛否両論ありましたね、で済ませられない野鳥の会魂をお持ちなんでしょうか。 国葬による岸田政権の支持率の低下 一方で、なにぶん統一教会問題でかねて万単位の日本人の人生と家庭を壊し、財産を寄付・
9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬で、気丈に喪主を務めていた妻・昭恵氏(60)。その昭恵氏が、安倍氏の死去から約2週間後、公の場で山上徹也容疑者(42)についての想いを語っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 会長挨拶で最愛の夫を喪った悲しみを吐露 昭恵氏は7月25日、2014年から会長を務める公益財団法人「社会貢献支援財団」が帝国ホテルで開催した「社会貢献者表彰式典」に参加。社会福祉や国際貢献に携わった企業などを表彰する式典だったが、昭恵氏の出席は直前まで決まっていなかったという。
東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏。ロシアによるウクライナ侵略からしばらくの間、テレビを始めとするメディアで見ない日はなかったといっても過言ではない、ロシア軍を専門とする安全保障研究者だ。 ウクライナ侵略に踏み切ったプーチン政権に対して厳しい目を向ける氏ではあるが、自身の経験をもとに、市井のロシア人の生活から、国家観、社会を紹介する『ロシア点描』(PHP研究所)を上梓するなど、軍事以外の面での理解の必要性も訴えている。 ここでは、今回のウクライナ侵略に対する自身の見解や、研究者としての心境について伺った。(全3回の3回目/#1、#2を読む) ◆◆◆ この戦争は「ハイブリッド戦争」ではない ――話を戦争に戻します。今回の戦争は多様な主体や手段を用いるハイブリッド戦争であるか否か、識者の間でも分かれていますが、どう思われますか? 小泉悠さん(以下、小泉) ハイブリッド戦争をど
選挙期間中に凶弾で斃れた安倍晋三さんの国葬が、9月27日に日本武道館で行われることとなりました。その是非については、いまなお与野党の間で議論になっていますが、国葬は海外からの弔問外交をまとめて引き受ける仕組みとして機能すれば良いわけですから、「安倍晋三さんの功績は国葬に値するかどうか」だけで判断するのもむつかしいのではないかとも思います。 国葬の実施にあたっては、その決断を珍しく岸田文雄さんが早々に下してしまったという点で「やればできるじゃん」という気もしないでもありません。 令和のいまも脈々と鼓動を続けている戦後政治史 今回の安倍晋三さんの銃撃事件は、何とも残念で、衝撃的な事態となりました。 正直申し上げて、失ってみて初めて感じる安倍晋三さんの存在の大きさに直面し、私ですらしばらく呆然とし、信じられないなという気持ちで報道を食い入るように観ておりました。また、時間をかけて見れば見るほどに
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