化学者のつぶやき 高収率・高選択性―信頼性の限界はどこにある? 2010/11/2 化学者のつぶやき, 実験・テクニック, 論文 Synlett, データ, 信頼, 収率, 捏造, 選択性 投稿者: cosine “On the Practical Limits of Determining Isolated Product Yields and Ratios of Stereoisomers: Reflections, Analysis, and Redemption” Wernerova, M.; Hudlicky, T. Synlett 2010, 2701. DOI: 10.1055/s-0030-1259018 今回はちょっとマニアックですが、合成化学の現場向けのおはなしを。 反応開発や化学合成に取り組む場合、化学収率・選択性はどうやって算出していますか? 小スケールの検討段階な
8月2 ポリイミド〜光の帆で宇宙を翔る〜 先日地球に帰還した宇宙船「はやぶさ」が、大変な話題を呼んだのはご存知の通りです。持ち帰ったカプセルの展示に長蛇の列ができるなど、その人気はいまだとどまるところを知らないようです。科学の広報をしている身からすると、これはしっかりと研究しておくべき現象であると思っております。 さて現在これに続くプロジェクトとして、惑星間航行宇宙機「イカロス」が5月に打ち上げられています。ここでは「はやぶさ」に負けず劣らずの斬新な手法、すなわち太陽光の圧力による宇宙航行が試されているのです。 光が鏡面に当たって跳ね返されると、ごくわずかながら圧力が発生します。そこで大きな鏡面の「帆」を張り、そこに受ける光圧をエネルギーとして進もう、という発想です。まるでSFのような話と思えますが、実際このアイディアを最初に示したのはアーサー・C・クラークの小説「太陽からの風」なのだそう
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