トップ | レポート | WWマガジン | ブックス | メールマガジン | リンク | 各種ご案内 トップ > レポート一覧 > WorldWatch News 2007/07 →amazon.co.jpで注文する。 →書店で注文する。 ビル・クリントン絶賛、レスター・ブラウン最新刊「PLAN B 3.0」人類文明を救うために発売開始 1984年創刊、世界で読まれている地球環境問題のロングセラー本『地球白書』、最新版発売! WorldWatch News 【水資源】世界人口の1/6が安全な水を飲めない、途上地域の水と衛生 アラナ・ヘロ(Alana Herro) アフリカ南部のアンゴラでコレラが発生、2006年2~6月に患者4万3000人、死者1600人余りを出したとニューヨーク・タイムズ紙が6月に伝えた。 安全な飲用水と公衆衛生施設の供給不足が原因とされる。世界保健機関(WHO)によれば
アジアの市長らが、持続可能な交通の実現に向けて「京都宣言」を採択 【大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.04.26 【情報源】環境省/2007.04.26 発表 2007年4月23・24日に京都市左京区の国立京都国際会館で「アジアの市長による環境的に持続可能な交通(EST)に関する国際会議」が開催された。 この会議は、07年5月4日から7日にかけ、京都で開催される「第40回アジア開発銀行年次総会」関連イベントとして実施されたもので、アジア地域で環境にやさしい交通の実現をめざした取組みを続けてきた環境省と国際連合地域開発センター(UNCRD)や、アセアン環境的に持続可能な都市に関する作業部会(AWGESC)、(財)地球環境戦略研究機関(IGES)が主催した。 アジア地域14か国(日中韓、アセアン7か国、モンゴル、インド、バングラデシュ、スリランカ)の23都市の市長ら約100名の参加の下
【ワシントン=鎌塚由美】国連安保理は十七日、地球温暖化問題を安全保障の観点から議論するため、初めて温暖化問題で公開協議を行いました。 討論には五十カ国以上が参加。各国代表は、六日に発表された「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)報告が地球温暖化の影響が予想以上に早く広範囲に及ぶとした警告の内容にも触れながら、取り組みの緊急性を強調しました。ただ、紛争予防としてこの問題を安保理でとりくむかどうかについては各国の意見は分かれました。 潘基文国連事務総長は、温暖化対策には「長期的な地球規模の対応」が必要だと強調。市民社会や企業の関与とともに、安保理が「起こりうる紛争の根本原因に対処するため他の政府間機構とともに果たすべき役割がある」と指摘しました。 温暖化の影響が顕著な島しょ国やアフリカ諸国は、その実態に触れ、早急な対応を求めました。太平洋の島しょ国を代表して発言したパプアニューギニアのア
先進国ではマラリアは制圧されて過去の感染症になりましたが、発展途上国においては、なお主要な感染症の1つになっています。 世界的に見ると、サハラ砂漠以南のアフリカ地域でマラリアの被害が深刻なものになっていますが、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の一角を占めるインドでも、マラリアが蔓延しています。 マラリアとはいったいどんな病気なのでしょうか。 マラリアは、ハマダラ蚊(蚊の一種)に刺されることによって、マラリア原虫が体内に侵入するとかかる病気です。マラリアにかかると、全身倦怠感や頭痛、食欲不振などの症状が表れて、熱も出ます。適切な治療を行わないと命にもかかわる危険な病気です。熱帯気候の地域ではマラリアの被害が甚大で、毎年多くの人がこの病気で尊い命を落とします。 インドの場合、1年のうちでも特に9月から11月にかけての雨季に大量のハマダラ蚊が発生すると言われます。灌漑のための一連のダ
公益信託日本経団連自然保護基金(KNCF)は、3月23日に行った同基金運営委員会において、2007年度の自然保護プロジェクト支援先を決定した。07年度は、申請のあった141件のプロジェクトのうち、最終的に、国内10件、海外49件の59プロジェクトを対象に、総額1億8447万円の支援を行うこととなった。 KNCFは92年の設立以来、アジア・太平洋地域を中心にNGOによって行われている自然保護プロジェクトを支援しており、また01年度からは国内の活動にも支援対象を広げた。これまでの15年間で累計735件、約21億6000万円の支援を行っている。 地域別件数ではアジアが454件(62%)と最も多く、国別にみるとインドネシアや中国、フィリピン、タイの順となっている。 次いで太平洋地域はパプアニューギニア、パラオをはじめ累計46件(6.3%)、アフリカ35件、南米29件となっている。 一方、国内では7
【アジア】環境問題の非営利研究機関、国際環境開発研究所(IIED、本部ロンドン)が温暖化による海面上昇について行った調査によると、海に近接し海抜10メートル以下の地域(LECZ)の居住人口(2000年時点)が最も多い国は中国で1億4388万人(国の総人口の11%)、次いでインド6319万人(同6%)、バングラデシュ6252万人(同46%)だった。 東南アジアは、ベトナムが4305万人(同55%)で4位、インドネシアが4161万人(同20%)で5位、タイが1648万人(同26%)で9位、フィリピンが1333万人(同18%)10位。日本は3048万人(同24%)で6位だった。 国の総人口に占めるLECZ居住人口の割合が高い国は、バハマ88%、スリナム73%、オランダ74%など。
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2007年2月2日付 「遺伝子組み換え作物への世界の状況」発表 −高まる世界的反発 【アムステルダム】 国際環境保護団体グリーンピースは1月18日、農家、消費者、政府からの遺伝子組み換え作物に対する反対意見の強さを裏付けるものとして、『遺伝子組み換え作物への世界の状況:10年間の根強い反対』(The Global Status of Genetically Engineered (GE) Crops: 10 years of continuing rejection)[注1]と題した報告書を発表した。この報告書は、農薬業界の後援するシンクタンク、国際アグリバイオ事業団(以下:ISAAA)[注2]の年次報告書の公表予定時刻の数時間前に発表された。 「世界中の政府や農業関係者そして消費者が、遺伝子組み換えは信頼できず、将来性がなく、とても危険だと認識していることがこの報告書で明らかにされてい
みなさんは、地球にどれだけの水があるかご存知でしょうか。 現在、地球に存在する水の総量は約14億立方キロメートルです。これは、地球全体の表面を3000メートルの深さまで覆うぐらいの量になります。こう言うと、水は無尽蔵にあるかのような印象を受けますが、この水がすべて使えると思ったら大間違いです。 人間が利用できる淡水は、そのうちたったの2.7%にすぎません。しかも、淡水の75.2%は氷河や凍土となっており、現実に私たちが利用できるのは淡水全体の24.8%程度、つまり937.4万立方キロメートル(=14億立方キロメートル×2.7%×24.8%)です。 地球上に存在するほとんどの水が利用できないうえに、利用可能な地下水・地表水は特定の地域に偏って存在するため、世界で5億~10億人の人々が慢性的な水不足に苦しんでいます。 そして、将来は水不足の問題が一段と深刻化してくることが予想されています。地球
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