花王のエコナが問題になっている。発がん性の疑いのある材料がどうのこうの、とのこと。「商品は安全だが、安心のために発売をやめる」という話は花王のホームページを見てもちょっとわかりにくい。 エコナはおなかに脂肪が付きにくい油ということで人気になり、マヨネーズやシーチキンなど各種の加工食品にまで使われている。洗剤屋の花王にとって機能性という切り口で食品市場に参入できることになった画期的な商品でもある。またここ数年の“トクホブーム”の中心的な商品でもあったと思う。 花王は売らんかな、というタイプの会社ではなく、慎重で消費者目線に敏感な企業だと思う。その企業の目玉商品がこうなんだから、いったい世の中の「健康食品」がどのくらい怪しいものなのか、この事件から学ぶことができるってもんだ。 ここ1,2年、国家が個人のおなか周りを測ると言い出したあたりから、多くの人が健康に敏感になり、健康食品、機能性商品やダ
いろいろありまして、久々のブログ更新です。 現在、サイコムで、大学院ガイドを編集作業中であったりする。大学院進学を考えている人必読の書にしたいと思っているわけである。で、そこで一章、日本の大学院が置かれている歴史的な状況を解説する章をつけたいと思っていた。というのも、博士の失業率が高く、「余剰博士」という言葉まで登場する昨今、大学院に進学することが自分にとってどういう意味を持つかの検討なしに進学することはお勧めできないからである。といって、大学教授たちも先輩院生もあまりそのあたりのことを把握しているとは言い難いし、政府が十分な説明責任を果たしているというわけでもない。そこで、世界的に、あるいは日本において科学技術や大学院教育の持つ意味を若干なりと検討してみたいと思った次第である。 しかしながら、残念なことにさまざまな制約から人様にお金をいただけるようなレベルのレポートは作成できないと思われ
私はカエルが好きで、かわいがって飼っています。それはもう食べちゃいたいぐらいにかわいく……というわけではないのですが、名古屋のカズさんという、気が狂っているんじゃないかと思うほど家に動物をわんさか飼っている痩せぎすの人に「なにかいいテイストの食べるところないですか?」と訊ねたら、さわやかな笑顔と共に教えてもらったのが「かえるが食べられるお店」でした。 カズさんは痩せた「ザ・優男」といった感じの風貌で、「この人ガリッガリだな」と思ったのですが、たぶん相手も私を見て同じように感じただろうな……なにかわけもなく味わい深かったです。スティーヴン・キングの小説のタイトルではないですが、私たち二人「痩せゆく男(Thinner)」We two are thinnerは、「なんでもかんでもカロリーを減らしにかかられて腹が立つよね」「痩せがひどくなるとひどく疲れやすい」「冬場にひとりだけ漫画の中の表現みたい
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