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ブックマーク / nosumi.exblog.jp (19)

  • 日本の学会系科学雑誌を盛り上げるには:研究者も海外ブランドがお好き? | 大隅典子の仙台通信

    仙台の桜も見頃はこの週末が最後。桜に限って言えば、日国民は自国の文化を非常にリスペクトしているように思えますが、ことが「科学」になると、未だに欧米礼賛の傾向が強いように思われます。 過日、某学会の某オフィシャル・ジャーナルの編集委員会がありました。英語で出版している国際誌ですので、国外にもEditorial Boardにお名前が載っている方はおられるのですが、日在住の方が集まって、学会誌の将来等についての意見交換をしました。 当然ながら、学会誌としては、どのようにその権威を高めるのか、という「競争」を他の雑誌との間に繰り広げています。生き物と同じ、生存競争ですね。生き残るためには、投稿数が多いことや、掲載された論文が他の論文で引用されることにより、結果としてインパクト・ファクター(IF)が高くなることによって、さらに投稿数を多くして、より良い論文を掲載することに繋げたいという課題があり

    日本の学会系科学雑誌を盛り上げるには:研究者も海外ブランドがお好き? | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2015/04/21
    私の場合Pubmedで検索して出てきた論文を読んで引用しているだけで、どこの雑誌の論文だから読まない、みたいなことはないのだが、日本の雑誌は結果としてほとんど引用しないな。
  • STAP狂奏曲のエピローグ | 大隅典子の仙台通信

    昨日(12月19日)、STAP細胞検証実験の結果についての発表が為された。論文の疑義等について3月3日、11日と7月4日に日分子生物学会理事長としての声明を発し、8月26日付で文科省から「研究不正に関するガイドライン」が出された時点で、後は見守るしか無いと思ってきたので、1600個以上の細胞塊を移植してもキメラ胚ができなかったと知っても、特別な感覚は無い。自分の中で、STAP細胞は存在しないと納得したのは、もうずいぶんと前のことのような気がする。公表されている資料を見る限り、厳密なやり方で丁寧な実験が組まれ、きちんとその結果の記録が取られており、科学的な検証としては問題無いものと思う。監視体制の元で人に実験を行わせたことも、今回のケースではやむを得なかっただろう。 発端となったNature誌2の論文は7月4日の時点ですでに取下げられているが、では、どのような実験を元に(あるいは元にせ

    STAP狂奏曲のエピローグ | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2014/12/21
    昔の世代は、再現性のない論文は忘れ去られるからOK、という考えだったが、今の人はそれを待っている余裕はない、という考察。確かにね。
  • STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信

    11jigenさんの検証によりSTAP細胞に関するNature Articleの図に、筆頭著者の博士論文からの図がスキャンしてコピペされていたことがわかり、共著者である山梨大学の若山先生から「確証が持てなくなった」というコメントが出されました。

    STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2014/03/12
    この先生に睨まれたらこの業界でやっていくのは大変そうだ。
  • 小保方さん関係(その7):STAP細胞のインパクトとこれから【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信

    科学や研究に関連する話題は書こうと思えばことかかないのですが、そろそろ「小保方さん関係」でまとめるエントリーも収束させようかと思うので、締めくくりにあたって、再度、「STAP細胞」という研究がどのように面白いのか、私見を記しておきたいと思います。

    小保方さん関係(その7):STAP細胞のインパクトとこれから【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2014/02/10
    こっちの「妄想」のほうが納戸牛の妄想よりも役に立ちそう。
  • リケジョと割烹着:小保方さん報道に関連して(その2) | 大隅典子の仙台通信

    なお、記事は、STAP細胞についての疑義が生じる前に書かれたものであり、現時点での認識とは異なります。2014年12月26日に、STAP細胞は実はES細胞であったという調査結果が発表されました。 ***** 「酸性の溶液でマウスのリンパ球を処理すると、多能性の高い細胞を誘導することができた」という理化学研究所発生再生研究センター(注:理研ビタミンの会社ではありません。歴史的には関係ありますが)の小保方晴子ユニット・リーダーの研究成果について昨晩取り上げました。 さっそく今朝の新聞各紙の一面を飾ったようで何よりです(つまり日、日が平和な日であるという証拠です)。 「多能性のある(英語ではpluripotent)」すなわち、いろいろな種類の細胞を生み出すことができる細胞には、これまでから、胚性幹細胞(ES細胞)とiPS細胞がありました。 今回のSTAP(Stimulurs-Trigger

    リケジョと割烹着:小保方さん報道に関連して(その2) | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2014/01/30
    割烹着の由来について目からうろこ、と思いきやカソウケンの人は異論がある模様。詳細待ち。
  • 京都府立医大にて特別講義 | 大隅典子の仙台通信

    昨日、解剖の河田光博先生のお声がけで、京都府立医大で特別講義を行いました。 医学部2年生が対象でしたが、大学院生の方(単位になるらしい)や教員の方々もちらほら。 後から来られた方が立ち見になる状況は、講義をする側のモチベーションをさらに高めますね:) 医学部2年生というと、私が大学院で研究を始めた頃には、まだ生まれていなかった方もあり……orz まぁ、生化学も遺伝学も未修の学生さん相手ですから、とにかく「研究する人生もありだよ!」ということが伝わればいいな、と思ってスライドを組みました。 一応、なぜ、自分が研究を行うようになったかというストーリーの中に、疾患の動物モデルを用いた研究成果を入れるような構成です。 Taking home messagesは以下にしました。 ・研究は楽しい!(いつもではないけど) ・研究は出会い!(人、論文、材料など) ・研究への愛とリスペクトを! 途中、「コン

    京都府立医大にて特別講義 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2013/12/15
    2-3年くらいのうちは基礎に興味を持っているんだが、臨床がはじまるとだめですな。
  • センター試験 | 大隅典子の仙台通信

    今日明日はセンター試験。 受験生の皆さん、そして試験監督その他、運営に関わる皆様、寒い朝になりましたので、お気をつけて。 かつて共通一次試験という名前のものを受験したのは、ごく狭い世代ですね、なんてことはどうでもよいのですが、いずれにせよ、センター試験や大学入試は、大学の教職員の仕事として「マスト」です。 朝早い集合時間で、何かの粗相があったらメディアに大きく取り上げられるので気は抜けず、とくにセンター試験は受験生の便を優先するので必ず土日開催。 これを「免除」されるのは、長期療養中、長期出張中、日語に不自由があると判断された外国人教員、入試実施部要員などに限られています。 そもそも、こういう全国一斉に同じ日に行う大学入試のためのシステムがどうか、という問題も大きいのですが、それは別の折に論じるとして、昨日、全学の男女共同参画委員会で話題になりましたのが、「育児期の教職員にとって、セン

    センター試験 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2013/01/19
    保育園が日曜にやっていないのでセンター試験が子育て期の教職員の負担になるとのこと。その視点はなかった!
  • 日本のアカデミア人材育成が危ない・その1【コメント表示】 | 大隅典子の仙台通信

    「今年は空梅雨」なんて嘯いてごめんなさい……。 昨日などは、しっかり梅雨でした。 ところで、先日、元三重大学学長の「つぼやき」ブログのアクセス数がものすごいことになった、というお話でしたが、関連したデータを示しておきます。 この10年間で若手教員のポストがいかに減ったか、これをなんとかしないと日教育も研究も科学技術振興も駄目になりますよ、ということです。 資料の元はこちら。 いろいろな問題というのは、一つの原因だけで生じるものではありません。 アカデミアポストの減少減少に至った要因には以下のようなものが考えられます。 ・少子化による学生数減少に対応するため+日の研究力を増すために「大学院重点化」政策が撃ちだされた。 ・大学院重点化により、大学院生の定員を増やすために大学院生の指導ができるとみなされる「教授」ポストを増やす必要が生じた。 ・教授を増やすために、教員の定員枠の助手(当時)

    日本のアカデミア人材育成が危ない・その1【コメント表示】 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2012/07/08
    Belgian-Beerさんの言うように量より質かもしれぬ。たとえばアメリカの院生は給料をもらうので必然的に少数精鋭になる。まあ日本で給料を払えるところがどれだけあるのか、って話になるが。
  • ISSCR2012に出席して(その1):幹細胞研究の意義 | 大隅典子の仙台通信

    夏が近づくと首都圏の人々が「そうだ東北へ行こう!」という気持になるのか、東北地方の人々も長い冬と慌ただしい春を過ごした後に外に出ていくモードに入るのか、この週末の東北新幹線はかなり乗車率が高かったようだ。 とくに、E5系という新型車両の列車は人気がある。 エメラルドグリーンを基調にして、ピンクの流れるようなストライプが斬新なイメージ。 当初は「はやぶさ号」のみがこの新型車両で運行されていたが、今は「はやて号」、「やまびこ号」の一部にも新型車両が投入されている。 さて、仙台と行ったり来たりしながらの参加ではあったが、パシフィコ横浜で開催された国際幹細胞学会(ISSCR)の第10回目となる年次大会に行ってきた。 今回の大会長はソーク研究所のFred Gage先生で(写真下の左端)、彼はかなりの日好き。 例えば、網膜病変に対する幹細胞治療の最前線に立つ高橋政代さんなど、彼の研究室でポスドク時代

    ISSCR2012に出席して(その1):幹細胞研究の意義 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2012/06/18
    「ローマ法王よりも格上の天皇陛下に勝てる王族はいませんし(微笑)」そういうのを信じちゃってうっかりブログに書く大学教授。
  • 「博士号取得者3%採用ルール」という可能性 | 大隅典子の仙台通信

    磨きができる週末は、気持ちの余裕がある良い証拠。 さらに今日は、シーズンオフでメンテに出したブーツが仕上がったので、オフィスからの帰りに引き取りに行ってきた。 手入れをして長く履けるには愛着がわく。 以前、拙ブログに「実は日は<低学歴社会>だった!」というエントリーを書いたのだが、ここでもう少しbrain stormingしておきたいと思う。 政府の人材育成関係の委員をしばらく前から務めていることもあり、「ポスドク問題」や「キャリアパス多様化」などのキーワードについて考えることが多い。 この週末に「そもそも、これからの日ではどのくらいの数・割合の博士号取得者が必要なのか?」について数字を出してみようと思った。 というのは、「日の企業は博士人材を生かしていない!」という現場の不満や、「結局、団塊の世代の先生たちが定年延長して、若手のポストが足りない!」という悲痛な叫びや、「大学院重

    「博士号取得者3%採用ルール」という可能性 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2012/06/04
    一般企業に博士採用を強要するのは難しいだろうから、大学院重点化の言いだしっぺの文科省から博士の採用を義務付けるのはありだろう。
  • 白菊会総会にて:ここにもある、イノベーションを阻む足かせ | 大隅典子の仙台通信

    日夕方の第1回脳神経科学コアセンターセミナー(脳コアセミナーNCS)は、また日を改めて書きたいことがあるのですが、午前中に行われた東北大学白菊会総会に参加して考えたことを。 医学・歯学の基礎教育は解剖学から始まります。 これは医学そのものの起源と同じだからなのですが、4世紀前のイタリアであれば罪人の死体を用いていたところが、現在では献体という篤志に基づいた制度に基づいています。 東北大学の献体の団体は「東北大学白菊会」という名前で、35年前に全国組織の白菊会から別れて設立されました。 現在、登録されている方は県内各所合わせて約1600人おられ、毎年だいたい50〜60名の方が成願されて、そのご遺体が解剖実習に使われます。 年1回の総会では、医学系研究科長、歯学研究科長を始めとするご来賓の方々のご挨拶がなされ、活動報告や予算の承認などが行われます。 今年は初めて鹿野記念奨学奨励賞という賞の授

    白菊会総会にて:ここにもある、イノベーションを阻む足かせ | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2012/05/28
    これは東北大学のローカルルールの話であろう。献体で医者の解剖実習を行っている大学は多い。
  • 任期付ポジションについて考える | 大隅典子の仙台通信

    私の所属する東北大学大学院医学系研究科では、教員すべてが任期付ポジションだ。 これは平成14年に開始され、私も平成23年の時点(任期終了の1年前)に審査を受けた。 教授の任期は10年で再任可、准教授と講師は任期7年で1回のみ再任でその任期は5年、助教は任期6年で1回のみ再任でその任期は4年となっている。 幸い、私は次の10年も東北大で教育と研究をする権利を得ることができた。 このような制度が採用された10年少し前は、「人材を<流動>させるために任期付にする」というのが「流行」だった。 日では(多くの会社も含め)終身雇用が一般的であり、大学でも一度、助手(今なら助教)で採用された場合には、順調に成果があがっていれば講師、助教授(今なら准教授)、教授と昇進して、定年退官まで勤めあげる、というのが伝統的には理想形とみなされていた。 もちろん、A大学の助手からB大学の講師になり、C大学の助教授を

    任期付ポジションについて考える | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2012/04/27
    任期制が導入されても人事の流動化はさっぱり進んでないような気がするんですが、どうでしょうか?/万年助教、万年講師が一般化しつつあるように思えます。
  • Whole Foods Marketなど | 大隅典子の仙台通信

    先日も書いたが、今回の実験はラットの匹数が多いことに加え、系統差なのか加齢によるものか(たぶん後者の方が強いか?)、初期トレーニングにやたら時間がかかっている。 今週からはうちのポスドクさんにラットの実験を引き継ぎつつあるのだが、彼女は以前にラットの行動解析を行っていたので、私よりはるかにラットのキモチがよくわかる……。 加えて、自分の現場(=実験室)でのパフォーマンスが落ちていることを実感し、さらに落ち込む。 とはいえ、彼女のおかげもあって、トレーニング課題のこなしかたは安定して早くなってきたので、なんとか実験までもっていけるに違いない。 今日は久しぶりに午前中で課題を終えることができて、ちょっとほっとしている。 前回来たときにも紹介したが、Whole Foods Marketというスーパーの野菜の陳列がお気に入り。例えばこんな具合。

    Whole Foods Marketなど | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2011/02/18
    ホールフーズは高い。
  • 都の条例と『図書館戦争』 | 大隅典子の仙台通信

    好きの友人に「ライトノベル」なるジャンルがあることを教わり、中でもやや大人向けの名著と名高い『図書館戦争』(有川浩著、メディアワークス2006年刊行第28版!)という単行を読んだ。 不良図書を取り締まる「良化委員会」と、それに対抗して図書館が図書にまつわる自由を確保するために組織された「図書隊」の間での武闘抗争が日常化している、という大胆な設定。 ジャンルとしては笠原郁というヒロインを中心とした青春ラブストーリーらしいのだが、そのあたりはライトノベルらしく、甘酸っぱく読者をやきもきさせるような展開となっている(というか、オトナにはかなり、むず痒い、かも)。 あとがきによれば、著者は地域の図書館で見た「図書館の自由に関する宣言」にヒントを得たという。 1 図書館は資料収集の自由を有する。 2 図書館は資料提供の自由を有する。 3 図書館は利用者の秘密を守る。 4 図書館はすべての不当な検

    都の条例と『図書館戦争』 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2011/01/28
    「取り締まった方が宜しいのは、某知事自身の施政者として相応しくない発言ではないだろうか。」
  • 研究者のアウトリーチ活動について考える(その5):科学雑誌ってどうよ? | 大隅典子の仙台通信

    日はうちの大学院生の一人が学位審査を受け、とりあえずステップがまた一つ進んだところ。 研究者人生双六において、結構、試練が続く期間。 大学によって基準は異なるが、論文投稿、学位申請、第一次審査、論文再投稿、などなど……。 なので、抱えている大学院生が多ければ、教育(=科学人材育成)にかかる時間も多い訳で、それが教員としての務の中ではプライオリティーの高い事項となる。 さて、日の「研究者のアウトリーチ活動」の例は、科学雑誌を介して。 日の科学雑誌といえば、今なら「Newton」と、「日経サイエンス」(日語版Scientific American)が二大巨頭だろうか。 (今、ウェブサイトを見たら、紅組と青組だったのが面白い) 個人的には「Newton」よりも岩波書店の「科学」や「日経サイエンス」を読むことが多い。 かつては「科学朝日」「Quark」「科学と学習」の「〜年の科学」などが

    研究者のアウトリーチ活動について考える(その5):科学雑誌ってどうよ? | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2010/11/05
    アメリカではサイエンティフィックアメリカンとか、ナショナルジオグラフィックはキオスクで売っている。つまりそういうことだ…。
  • Twitter Lecture:プレゼンのコツ(その1) | 大隅典子の仙台通信

    明日はCRESTの最後の研究報告会のために大阪に来ました。 5年間の最後かと思うと感慨深いですね……。 研究に関わったすべての方のことを思いつつ、しっかり発表します。 ***** さて、日午後にTwitter Lectureと称して「プレゼンテーションのコツ」の連続tweetsを行いました。 1時間で予定の半分のみでしたので、また次に後半をするつもり。 前半は主に「プレゼン用スライド作成について」になります。 もしご質問がありましたら、コメント欄に入れて下さい。 ●15:00からTwitter Lecture「プレゼンテーションのコツ」を連続Tweetします。ご質問は適宜RTやreplyでお願いします。1時間以内の予定なので、すべてのご質問には答えられないかもしれませんが、後で対応予定です。 posted at 14:58:37 ●さて、ではTwitter Lecture第三弾、今回は「

    Twitter Lecture:プレゼンのコツ(その1) | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2010/03/01
    プレゼン法についてのよいまとめ。背景の選択など。
  • 仕分け評決への意見:科学技術振興調整費 女性研究者支援システム改革 | 大隅典子の仙台通信

    どうも標記の事業については、まだ出足が悪いようなので、行政刷新会議担当副大臣・政務官へ送ったメールをこちらに貼り付けておきます。 同様の御意見の方はどうぞご参考になさって下さい。 送ったメールはこちら。 (すみませんURLのリンク、埋め込んでいません) 行政刷新会議担当 副大臣中川正春様 政務官後藤斎様 お世話になっております。 東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー・ 総長特別補佐(男女共同参画担当)の 大隅典子と申します。 標記事業につきましては「予算要求の縮減(1/3程度)」との評決がなされました。 公表されている評価者のコメントには 「保育所の設置に限定するなら良いが、研究費は余分」 「女性研究者に課題な補助金を与えるのは逆差別になりかねない」 「支援は重要だ。研究費をつけるという支援の仕方はいけない」 等が散見されました。 平成18年度から開始されたいわゆる「モデル事業」

    仕分け評決への意見:科学技術振興調整費 女性研究者支援システム改革 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2009/11/20
    「また「逆差別」とう御意見はよく言われることですが、 圧倒的に両性の比率に差がある場合において、 法律的に差別とはならない」なるほど。
  • 科学技術立国と呼ばれた日本の行方 - 大隅典子の仙台通信

    オバマ大統領が来日した今日は忙しい日でした。 といっても会議のせいではなく、行政刷新会議の事業仕分けの動向チェックのためだったのですが。 日の第3グループは文科省の科学技術予算関係が仕分けの俎上に載っており、文科省および内閣府の第4期科学技術計画の委員をお引き受けしている立場上、フォローしておりました。 会議の様子をリアルタイムに公開したことは画期的なことだと思います。 それ以上に、会議を傍聴して、それをネット上にアップした方があり、そのサイトはTwitterと連動していて、日全国、海外からも発言がタイムラインとして流れ、最盛期には1分間に数十くらいの数に上っていたと思われます。 また、録音されたファイルをアップして下さっている方もおられます。 「事業仕分け」第3ワーキンググループ 録音ファイル (ダウンロードに結構時間がかかるようです) それにしても、今年度来年度の予算について、

    科学技術立国と呼ばれた日本の行方 - 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2009/11/14
    支援ブクマ/面白いのは御大のブログには2ch界隈から沸いたのみたいなコメントが多いのに対し、こちらでは建設的なコメントが多い、ということ。
  • 基礎科学はなぜ必要か?【追記あり】 | 大隅典子の仙台通信

    一昨日から昨日だったでしょうか、Twitterの一部で盛り上がっていた話題に、科学技術立国と標榜している我が国において、基礎科学をどのように扱うべきなのか、というものがありました。 民主党政権になって、さぁ、来年度概算どうなる?というのも直近で気になるところですし、もう少し長期的に第4期科学技術計画の行く末も案じられます。 環境、CO2オンリーになったら、そりゃあ困りますよね……。 で、科学コミュニケーション業界で活躍しているNさんが、こんなアナロジーを持ち出しました。 基礎科学が大事だと基礎科学のコミュニティの人間が言うことは、道路が大事だと、建設業界の人間が言うことと、基的に同じだ、と。 (僕らはほとんどハエなのだからより引用) Twitterの方には アナロジーは、単純に、1 予算確保に向けた訴え「元」が狭い利害関係者の外側に現時点において広がっていないこと、2 これまで使って

    基礎科学はなぜ必要か?【追記あり】 | 大隅典子の仙台通信
    charliecgo
    charliecgo 2009/10/27
    道路と研究は同じものか?難しい問題提起。
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