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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (7)

  • 集めた文献をどう整理すべきか?→知のフロント(前線)を浮かび上がらせるレビュー・マトリクスという方法

    時間がない人のための要約 ◯どうするか?→下記のようなレビュー・マトリクスにまとめる (クリックで拡大) (出典:『看護研究のための文献レビュー: マトリックス方式』p.95) ◯何を与えてくれるか?(ご利益) 集められた論文に散在する情報を秩序だてて整理し比較対照を容易にする 集められた論文の共通点やトレンド、手薄な点などを浮かび上がらせる ◯どうやってつくるのか?(手順) (1)文献を集めて年代順に並べる (2)レビュー・マトリクスへ抽出するトピックを決める (3)文献から情報を摘出してレビュー・マトリクスを埋めていく 文献を集めることの重要性は別に取り上げたことがある。 結論から言えば、参考文献リストは長いほどいい/文献収集が論文執筆にもたらす4つのご利益 読書猿Classic: between / beyond readers しかし数多くの文献を手元に集めたとして、それが机周りの

    集めた文献をどう整理すべきか?→知のフロント(前線)を浮かび上がらせるレビュー・マトリクスという方法
    charliecgo
    charliecgo 2013/05/10
    この方法でまとめられるのは最大でせいぜい100本くらいの論文で、その程度だったら机は崩壊しないのだ。
  • 小学校から算数を追放すると1/4の授業時間で成績を上がった話 読書猿Classic: between / beyond readers

    素晴らしい時代とは言い難かった1930年代、アメリカのある小学校で試みられた算数教育の実践はいくつかの点で興味深い。 特別な教授法など用いた訳ではない点、未だに人気を誇る早期教育とは正反対のことを試みた点、そして授業時間を大幅に短縮することで(逆に)効果を上げた点が注目される。 ニューハンプシャー州マンチェスターの小学校校長L.P.ベネゼットが行った改革は、算数を学び始める時期を大胆に遅らせることだった。 1929年にはすでに、小学校の最初の2年間から算数の授業を全廃していたベネゼットは、多くの批判を受けていたが、しかし反発に屈せず自分の改革を推し進めた。 ベネゼットの基的な考えは、6歳から教えはじめて8年間かかる算数の授業も、12歳から始めれば2年で終わる、というものだった。 そう考える一番の理由は、幼少期には難しい抽象的なものの見方・考え方も、十分に成長した後なら、ずっと容易に理解す

    小学校から算数を追放すると1/4の授業時間で成績を上がった話 読書猿Classic: between / beyond readers
    charliecgo
    charliecgo 2012/11/06
    もし無限のリソースがあるなら、xevra氏のやり方が最適か?/でもある程度の人数で競争する、というのも重要かも。
  • なぜ上司は、大抵の場合、無能なのか?

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    なぜ上司は、大抵の場合、無能なのか?
    charliecgo
    charliecgo 2010/07/04
    なんか、「俺って今いいこと言った?」とドヤ顔で言う、程度のレベルの考察のような…
  • 博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう

    物事の調べ方にはいろいろあるが、新しいトピックだと、なかなか適当な文献が見当たらないことも多い。 先日も書いたが、に載っているのは「最新」の情報ではない。書いたものがになるまでには、かなりの時間がかかるのだ。 さて、研究は「早い者勝ち」の世界だから、誰も手をつけてないことか、まだあまり手がつけられていないことをやることになる。そのため取り扱うトピックはよりマイナーになっていく。 どマイナーなトピックなど、書いても売れないから、書店で買える書籍にはならない。では、それはどこにあるか? 答:博士論文にある。 新しく、いっぱしの研究者になろうとする者が書く博士論文。 新参者が、すでに分厚い先行研究がある(その業界では)メジャーなトピックにチャレンジしようというのは、これまでの蓄積をひっくり返せる何年に一度出るか出ないかという実力者か、単なる勘違い野郎である。 もっと慎ましやかな庶民研究者は、

    博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう
    charliecgo
    charliecgo 2010/04/26
    砂場の中に落とした1粒の砂金を回収するようなもので、ひどく効率が悪かろう。
  • サヨナラ検定、グッバイ統計的有意性/統計を使うつもりなら必読の論文はこれ

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    サヨナラ検定、グッバイ統計的有意性/統計を使うつもりなら必読の論文はこれ
    charliecgo
    charliecgo 2010/03/22
    北大の久保氏がいってる「ゆーい差決戦主義」ってやつね。
  • 第2外国語に何を選ぶべきか?と考えることに意味はあるか?

    結論から先に述べ、次第にどうでもいい話へ進んでいく。 (0)進路その他で履修済であることを要する言語がある場合は、考える必要がない。 次に述べる程度の時間の浪費で済むなら、時間経済的である。 (1)第2外国語に何を選ぼうと90分×20回(16~30回)=合計30時間(24時間~45時間)で身に付く外国語なんてない。 だから何を選んでも語学力という点では無意味である。 (2)数学を「第1言語」とする諸領域では、プログラミング言語を「第2外国語」にすればよい、というか、すべきである。 これなら自然言語に比べ短い時間で効果が出なくもない(だが、現実はいろんな理由で、そうなっていないので、自分でやるしかない)。 IT土方になるためではなく、コンパイラをゼロから作って威張れという話でもなく、自分のアイデアをモデリングしてあれこれ動かしたり、データ処理のツールを改造できたり、場合によっては自作できたり

    第2外国語に何を選ぶべきか?と考えることに意味はあるか?
    charliecgo
    charliecgo 2010/03/12
    自然言語とプログラミング言語を並列して扱う意識がなかった。私のばあい第2外国語はからきしですが、片言のプログラミングはいくつかの言語でできます(ピジンプログラミング!?)。
  • ゼロからはじめて2週間で完成する卒業論文の書き方

    Q1.ゼロからはじめて2週間で卒論は書けますか? A1.ムリです。 B1.「ゼロ」のレベルによります。そこそこの読書力と文章力があるなら、不可能ではありません。 C1.卒論に要求されるレベルによりますが、規定枚数を超えてて、指定された言語で書いてあって、タイトルと副題と章立てがしてあって、巻末にいくらかの参考文献さえあれば大丈夫というところなら、2週間もあれば楽勝です。 Q2.では以後はCさんだけにお尋ねします。どういうやり方ですか? C2.文献をたくさん読もうという考えをまず捨てます。 そしてテーマに関連する新しめの文献を1つだけ選びます(たとえばヴァレリーなら、手に入りやすさからいうと、清水徹『ヴァレリーの肖像』筑摩書房 2004あたりでしょう)。 さらに、テーマを絞るのですが、その文献が主張していることをざっとみて、そのうちから、ただひとつだけを選び抜きます(自分で、短い文章にその主

    ゼロからはじめて2週間で完成する卒業論文の書き方
    charliecgo
    charliecgo 2009/12/21
    無論実験系には(つうか理系全般?)役に立たない。
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