ブックマーク / sportsnavi.yahoo.co.jp (8)

  • スポーツナビ|サッカー|EURO2008 - 欧州選手権 -|コラム|“オランイェ”はなぜ敗れたのか

    「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1」「ドップーン!」 そして大拍手と歓声。 ミットレレ・ラインブルッケ橋から、次々にオランダ人が30メートル下に流れるライン川へ飛び込んで行く。よほど気持ちがいいのか、2度3度と飛び込む者もいた。 バーゼルの町は旧市街のみならず、川までもオランダ人が占拠した。その数、10万から15万人。グループリーグのイタリア戦でベルンまで来たオランダ人が4万人と見積もられているから、快進撃を続ける“オランイェ”(オランダ代表の愛称)に対するオランダ人の期待がエスカレートしているのがよく分かる。 普段はドイツ語、フランス語が飛び交うバーゼルの町。しかし試合前の旧市街はオランダ語ばかりが聞こえてきた。 そう言えば、グループリーグの期間中、相当にぎやかだったロシア人の姿は、この日はほとんど町の中で見かけることがなかった。試合の前からオランダの圧勝である。 「

    charmed1985
    charmed1985 2008/06/22
    今回も結局優勝できないチームだった。/88,98,08,今度魅力的なチームになるのは18なのか・・・。
  • スポーツナビ|サッカー|EURO2008 - 欧州選手権 -|コラム|オランダの快進撃を支える一体感

    カイトの先制ゴールを喜ぶオランイェの選手たち。チームの一体感が快進撃を支えている【Getty Images/AFLO】 「歴代最高の勝利のひとつ」(『アルヘメーン・ダッハブラット』紙)。 ユーロ(欧州選手権)2008初戦で世界チャンピオンのイタリアを3−0と粉砕し、オランダは沸きに沸いた。 翌日、キャンプ地ローザンヌの練習場は、「オランダ 3−0 イタリア」と得点板が表示された。観客席に陣取った数百人のサポーターは、ウォーミングアップでピッチの周りを走るイレブンに「カンピユーレン! カンピユーレン!(チャンピオン)」と叫び、選手をねぎらう。 FWフンテラールとDFメルヒオットは、負傷で別メニューのトレーニングを行っていたが、フランス戦には間に合わないと思われていたロッベンの回復が早く、全体練習にも復帰した。 「これまでにない一体感がチームにはある。事はみんなでまとまって取り、

  • スポーツナビ|サッカー|EURO2008 - 欧州選手権 -|コラム|オランダ、イタリア戦勝利のエッセンス(1/2)

    オランダはイタリアに3−0で快勝。オーイヤー(右)の先発起用など、ファン・バステン監督の采配もさえた【Getty Images/AFLO】 オランダのファン・バステン監督は、ユーロ(欧州選手権)初戦となったイタリア戦で思い切って先発メンバーをいじってきた。今季オランダリーグのMVPを獲得し、充実したシーズンを過ごしたハイティンハをベンチスタートとし、オーイヤーをセンターバックに起用。セビージャでほとんど出場機会のなかったブラルースを右サイドバックに置いた。またセントラルMFもこれまでレギュラーと目されていたデ・ゼーウに代え、デ・ヨンを抜擢した。 ファン・バステン監督は、“トーニ番”を務めたオーイヤーについて「アンドレ(オーイヤー)はセンターバックとしての経験が深い」、ディ・ナターレ封じを命じたブラルースについては「ハリド(ブラルース)はスピードがあるから」と説明。またデ・ヨンの起用は明ら

  • スポーツナビ|サッカー|EURO2008|ユース“代表”強化 そして北京五輪へ(1/2) 中田徹の「オランダ通信」

    ユース“代表”強化 そして北京五輪へ(1/2) 中田徹の「オランダ通信」 2007年06月28日スポーツナビ/中田徹 2005年ワールドユースで日人の度肝を抜いたクインシー。地元開催の大会は成功を収め、オランダ国民のユース代表への見方が変わった【 Photo:PICS UNITED/AFLO 】 ■軽んじられていたユース代表チームの強化 僕がオランダに移り住んだのは1998年のこと。早いものでもう10年近くになる。この間オランダのサッカー界はいろいろなことがあったが、一番大きな変化を見せたのはユース年代の代表チームの人気急上昇と実力アップだろう。  2005年にオランダはワールドユース(現U−20ワールドカップ)を地元開催した。このとき予選免除のおかげでオランダは、1983年メキシコ大会以来久しぶりのワールドユース出場を果たしたのである。  オランダは若手育成に関して世界的に定評のある

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エール・ディビジ]|時間経過で追う、オランダリーグ最終節の劇的フィナーレ 中田徹の「オランダ通信」

    2006−07オランダリーグ最終日は、歴史に残るすさまじいデットヒートだった。 【4月29日 午後2時半キックオフ】 1.AZ     勝ち点72 81得点28失点 +53 2.アヤックス 勝ち点72 82得点35失点 +47 3.PSV    勝ち点72 70得点24失点 +46 エクセルシオール対AZ ビレムII対アヤックス PSV対フィテッセ 【8分】 PSV 1−0! 大量得点を目指すPSVはキックオフからラッシュ。アレックスのゴールで先制し、場内は「ティン! ティン! ティン!」と10ゴールを促す合唱でいっぱいになった。 【10分】 PSV 2−0! アフェライ、コネのシュートによる波状攻撃をファルファンが締めくくった。これで得失点差は+48。PSVがアヤックスを抜いた。 暫定順位(以下試合終了時まで同様) 1.PSV    勝ち点75 72得点24失点 +48 2.AZ    

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  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エール・ディビジ]|強国オランダを支える育成ピラミッド(1/2) 中田徹の「オランダ通信」

    人工芝のピッチを持つアマチュアクラブのアルゴンでは、悪天候でも練習に支障がない【 Photo by 中田徹 】 低く航路を取る欧州便の飛行機に乗り、窓の外に目を凝らしていると、やがてたくさんのサッカーのピッチが見えてくる。すると実感する。「いま、自分はオランダに戻ってきたんだなあ」と。  九州ほどの大きさの小国・オランダには4000を超えるサッカークラブがある。それぞれのチームがサッカー場一面と練習ピッチ数面、クラブハウスを備えている。各クラブにはサッカー場を共有するという考えはない。例えばフェーネンダールという町にはDOVOとGVVVというオランダでは有名なクラブがあるが、両クラブを隔てるのはわずか5メートル幅ほどの道一。お互いがサッカー場、練習ピッチ、クラブハウス、駐車場、ユース育成システムを持っている。ダービーは3000人の観客が熱狂する。さらにDOVOの脇にはひっそりとまた別の無

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エール・ディビジ]|オランダのヒエラルキーを崩したAZ(1/2) 中田徹の「オランダ通信」

    世の中に「絶対」という言葉はない。安易に「絶対」という言葉を使う人は信用しないようにしている。ある会社に入社し、持ち株会の説明を受けたとき、「うちの会社の株は絶対上がりますから」と入会を勧められたが、そのとき聞いた「絶対」という言葉が信用できず、持ち株会に入らなかった。  そんなひねくれものの僕ですら、アヤックス、フェイエノールト、PSVによる“ビッグ3”というオランダリーグのヒエラルキーは、未来永劫(えいごう)破られないと思っていた。 「この国の“ビッグ3”はサッカー界に染み付き過ぎている」  それがかつて抱いていた僕のオランダサッカーに対する印象であった。しかし近年、AZが見せている素晴らしいサッカーと結果の積み重ねが、オランダサッカーに面白い変化を生んでいる。  まだAZはビッグクラブではない。フェイエノールトを蹴飛ばして“ビッグ3”の一角を形成する、もしくは“ビッグ4”のグループを

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