『ナイトクローラー』感想。 「開いてたから入った」を言い訳にすることが多い主人公ルイス。彼には自分が悪いことをしている非難されるようなことをしているっていう自覚がありません。え?だって、あのとき社長が言ったんだよ。こそ泥は雇わないって。そう、僕はこそ泥なんだ。こそ泥がこそ泥らしく盗みを働いて何がいけないの?え、パパラッチをして何を盗んでるのかって?違うよ。「パパラッチ」を盗んだのさ。燃えている車を映すカメラを一目見て思ったよ。僕にも出来そうだってね。僕は覚えが早いからさ。−−−−−とでも言いたげな感じです。はじめの腕時計ずっとしてるし。 そう思ったら、雇ってくれないか?っていうあのやり取りがルイスにとってはターニングポイントで、こそ泥は雇わないの一言を聞いたあとの薄ら笑いの裏に吹っ切れてしまうところがあったのかなと思います。 それからはもうあれよあれよと下衆のオンパレード。 姑息で、ずる賢
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