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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (6)

  • 「公共性とエリート主義」@新宿紀伊国屋サザンシアター - logical cypher scape2

    なんか、筑波批評メンバー総出(6人)で行ってきたw 会場に着くなり、「会場限定、東先生と北田先生のダブルサイン入り思想地図!」が売られていた。 客席には、思想地図関係の有名な人たちが結構いた感じ。 司会者が時間通りに始まらないことを詫びる。まあ、イベントなんてそんなもんだろうと思うが、理由が 「打ち合わせが盛り上がっていて」 会場から苦笑が漏れる。 真面目なレポートは既に沢山書かれているので、僕は不真面目なレポートを書こうかと思います。 まずは北田が報告を行い、それに対して鈴木、宮台、姜がコメントするという形で進む。 鈴木のコメントが終わったところで、東が 「北田さんがまとめて、それをさらにチャーリーがまとめて、僕が話すと、それをさらにまとめるという、三重の整理になってしまうんですよね」みたいなことをいう。 時々あるよね、みんな、まとめしか言わないことって。 とはいえ、今回は続く宮台が、北

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  • メールマガジン「αシノドス」 - logical cypher scape2

    シノドスは月に2回送られてくるし、それをいちいちレポートするのはちょっと大変すぎるな、と思ったので、ブログに書いていなかったのだが、Vol.4の編集後記で、お前らちょっとはブログとかに書けよって書いてあったので、ちょっと書く。 Vol.1 座談会は鈴木謙介前編。 やばい、あんまり内容を覚えていない! ポストモダンとレイトモダンの区別とか。 再帰性の高まりとかって、別に現代だけじゃないよね、みたいなことを芹沢一也が言っていたような気がする。 Vol.2 芹沢一也の巻頭コラムで、フーコー的方法が現代では困難になっていることが述べられている。つまり、ただ事態を記述しただけでは、何の批判にもならないし、政治的にも何も動かないということ。 座談会鈴木謙介後編は面白かった。少年犯罪厳罰化問題とか死刑問題とか、鈴木の行ったアンケート調査の結果とか、刑務所のコストの問題とかの話をしている。普段、こういう個

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  • 『思想地図』 - logical cypher scape2

    冒頭の共同討議以外は読み終わった。 この雑誌は、冒頭の共同討議を除くと、 1歴史の中の「ナショナリズム」、2ニッポンのイマーゴポリティクス、鼎談日論とナショナリズム、3問題としての日社会、4共和主義の再発明、公募論文 に分けられる。 この中でわけても面白かったのは、2と公募論文であった。 東のデータベース論と伊藤のキャラ論をフレームとしつつ、それらをさらに精密化したり、応用させたり、作り替えたりして、様々な現代文化を論じている。 オタク文化論界隈には、まだまだ面白いことが残っているということを感じさせてくれるもので、興奮させられた。 東浩紀自身が、この界隈が去ってしまったということが惜しくなるようにも思えるし、あるいは、東浩紀の時代の終焉が、図らずも東浩紀編集の雑誌上で結実したともいえるのかもしれない*1。 では、それ以外の章はどうかといえば、面白いことは面白かったが、知的な興奮という

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  • 知的情報メールマガジン「αシノドス」読みたい! - logical cypher scape2

    成城トラカレで有名な、荻上チキさんがメールマガジン「αシノドス」というものを、創刊したそうです。 詳しくはこちらをクリック! 創刊号はお試し版の無料配信*1 【1】巻頭コラム / 芹沢一也 「運動の時代と思想の不在」 【2】座談会 / 中島岳志×芹沢一也×セミナー参加者 「保守・右翼・ナショナリズム」 【3】翻訳 / リチャード・ローティー(訳:藤拓自) 「民主と哲学」 【4】連載 / 山貴光 「思想誌空間1:思想誌という不思議なメディア」 【5】リポート / 吉田徹 「ヨーロッパ:帝国という亡霊」 【6】編集後記&次号予告 こんな感じになっているそうです*2。 ローティのコラムの翻訳が掲載されているとか、なかなかいいなあと思いました*3。 さて、7万字のボリュームで、知を担うメルマガ、ということで想起されるのはやはり、「波状言論」ではないかと思います。 「波状言論」購読していました。

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  • 「国家・暴力・ナショナリズム」@東工大 - logical cypher scape2

    1月22日17:30〜20:40くらい 東浩紀、北田暁大、萱野稔人、中島岳志、白井聡 レポートはすでにいくつか上がっているみたいだし、『思想地図』にも掲載されるっぽいので、ここでは書きません。 むしろここでは、シンポで語られた内容よりはむしろ、面白かったこととか雰囲気とかを書く。 一応、内容は書き留めていて、ルーズリーフ4枚半(9ページ)くらいの分量*1。 東を筆頭に、喋るのが早いので、腕が疲れたw 東自身が、抽象的なことをやりたいと言ったとおり、抽象的というか原理的な話が聞けて、勉強になったし、とても面白かった。 書くのに必死で、あんまり聞きながら考えるということは出来なかったけれど(^^; 聞いていてとても納得した。 600人収容の講堂で、満席。 「立見の人は、前の方に空いてる席があるので休憩時間にそちらに座って下さい」ということを、話の途中に東が言うくらいの混み具合。 多分学生が一番

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  • 最近のこと色々(SIGHTとか夏の100冊とか) - logical cypher scape2

    東浩紀と筒井康隆の対談(『群像7月号』) これ、あまり期待しないで読んだら、よかった。 ぎゅうっと濃縮されている感じがする。 他の文学史とも繋がってるんだよ、っていうのはよかったと思う。 しかし、結局文学について素養がないと全然分からない、困った。 誤解を恐れずにものすごく要約すると、東は「最近の若い人はを読まない」と嘆いている。全くその通りだと思う。読まなきゃいけないなあと自戒をこめてそう思う*1。 東はメタフィクションを二つに分けている。 一つは、作者が出てくるタイプのメタフィクション。もう一つは、読者が出てくるあるいは作者と読者のインタラクションがあるメタフィクション。 東が注目するのは後者であって、前者ではない。 これを読んで何だか自信を持てた。今、佐藤友哉論と阿部和重論を準備中*2で、それに対する自信。多分、そんなに外してないんじゃないかという。 前田累の『ゲーム的リアリズムの

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