欲求5段階の最上段 アメリカの心理学者アブラハム・マズローが唱えた欲求段階説。 人間の欲求は、生理的欲求、安全の欲求、愛情と所属の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求という順に発現し、下位の欲求が満たされると、上位の欲求の充足を目指すという説です。 マズローは晩年に、その欲求5段階の最上段へさらにもう一段階付け加えようとしていたことが、彼の周囲にいた人の証言によって明らかになっています。 共同体の発展 その6段目の新たな欲求とは、「共同体 (コミュニティ) 発展欲求」。 すなわち、組織や企業、地域社会、国家、そして地球全体など、自分が所属するコミュニティ全体の発展を望む欲求です。 「自己実現欲求」の次に来るステップとして彼は、自己実現した個人が、自らが所属する共同体全体の発展を希求するだろうと述べました。 しかし、マズロー博士の晩年である1960年代当時は、米ソの冷戦下にありました。 そのため
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