今回は、Flashをナビゲーションに利用する場合に「読み込み時間」に注意する必要があるという事例についてご紹介します。 探したい商品カテゴリ(例:PC・周辺機器)をクリックすると、Flashエリアの中身が変わり、そこから下位分類(デスクトップパソコン・ノートパソコン・周辺機器)を選択するようになっています。 弊社のユーザ行動観察調査の中で、ノートPCを求めてこのページを訪れたユーザがいました。このユーザは、「とにかく目当ての商品を探したい」という商品検索モードであったため、ページが表示されるとすぐに「カテゴリ選択」から希望のカテゴリである「PC・周辺機器」を選択しました。 ところが、しばらく待っても何も反応がなく、ユーザはそこで「よくわからないな」と言ってサイトから離脱してしまいました。 実はこれは、カテゴリを選んでクリックした時には、まだFlashが「読み込み中」だったことが原因でした。