カモの羽毛が使われているという寝袋。見ただけでは特に「おっ!?」となる要素はないように思いますが、調べてみると、冬を越すためにバツグンの使い勝手になっていることがわかりました。 例えば写真に写っているように、寝袋同士をつなげて家族で寄り添ったり、頭まですっぽり覆いコクーンのようになることで寒さをしのげるらしいのです。また、寝袋を広げると、2人で使えるほど大きなブランケットにもなります。 胸元部分にあるポケットは、「貴重品を安全に保管できる場所が欲しい」という難民の声を実際に聞いて取り付けたのだそう。 とはいえ、ハイテクな機能が搭載されているわけではないので「本当に寒さをしのげるの?」と思っても無理はないでしょう。 「MIT」が掲載している記事によると、プロジェクトメンバーの1人は吹雪の日に、この寝袋を使って寮の屋上で寝たことがあるそう。結果、温かさを保ったまま夜を明かすことができたのだとか