茨城の魅力度アップを誓う(左から)渡辺さん、橋本知事、ピースの綾部祐二さん、ハッスル黄門(7月1日、東京・銀座で) ◆地域の宝掘り起こせ 「ALBE TREPPE(アルベトレッペ)」。 結婚プランナー、主婦、会社経営者ら有志でつくるまちづくりグループの名前だ。 オシャレなイタリア語のようだが、実は茨城弁だ。「いいモノあるべ、とれっぺ」。茨城に眠る新しい価値を再発見しようと2010年末に活動を始めた。 サロン形式で意見を交わしながら、11年11月には生産者、料理人、デザイナーでチームを組み県産食材を使った料理で競うイベント「アルベトレッペ食堂」を水戸市で開いたところ、3000人以上が訪れた。 現在はメンバーがそれぞれの地域で活性化を目指して活動している。常陸大宮市のデザイナー倉田稔之さん(54)と茨城大人文学部の西野由希子教授は、10月に5年ぶりに同市内で行われる農村歌舞伎「西塩子の回り舞台