Photo by vk-red 大阪府警の警察官らによるおぞましい集団強姦事件の犯人全員が「同意があった」として不起訴処分とされたことに対し、検審申し立てが行われました。 ネット上の掲示板で知り合った大阪府警の警察官や小学校教諭によって行われた20代女性に対する監禁・集団強姦事件。フィクションと現実の境目を飛び越えたかのような信じがたい事件でしたが、大阪地検は5人の犯人を不起訴処分とし、これを不当とした被害女性が大阪第2検察審査会に審査を申し立てました。 事件の発端は2014年の12月11日、主犯格の元大阪府警四條畷署巡査長で配送運転手だった溝畑優容疑者が特殊な性癖を持った人が集まる掲示板に、「超ハード調教輪姦企画」として「私一人のプレイと信じ込ませ目隠しをしている間にドッキリで単独男性様を大量に投入しめちゃめちゃにしてもらおうという企画です」などと集団強姦の仲間を募集。 それに応じた大阪
■NEWS 「レイプは魂の殺人」とも言われる。だが、日本では、意に反する性行為でも、「暴行・脅迫」がなければ強制性交罪が成立しない。同意なき性交を犯罪とする国が増えるなか、国内でもこの要件の撤廃や緩和を求める動きが続く。 ■「強制性交罪」不十分な救済 性犯罪をめぐる刑法の規定は2017年…
睡眠導入剤などの薬剤を飲食物に混入し、相手を抵抗できない状態にしてわいせつ行為に及ぶ犯罪が相次いでいる。「デートレイプドラッグ」とも呼ばれる強力な薬剤はインターネット上の取引などで容易に入手できる状況で、会員制交流サイト(SNS)で知り合った少女らを標的に犯行を繰り返す悪質なケースも出ている。被害者の体内から薬の成分が排出される前に検査、検出できれば犯人逮捕に向けた証拠となるため、専門家は「被害が疑われる場合はすぐに警察などに相談を」と呼びかける。 【年表】近年の睡眠導入剤を悪用した性犯罪 鹿児島県の高校3年の少女は平成30年8月の夏休みに上京したとき、ツイッターで知り合った男に「ご飯行こうか」と誘われた。新宿の歌舞伎町で待ち合わせ、男から手渡された「飲むヨーグルト」を飲んだ後、意識がもうろうとし始めた。「車で休もう」。かすかに記憶に残るのは、男の言葉。翌朝目を覚ますと、宿泊先の親類宅のベ
次の一文を読んでみなさんはどう思うだろう。 <セックスには、お互いの同意が必要。どちらかの同意がないのであれば、それは“レイプ”だ> 「そんなのはおかしい」と思う人より、「当たり前だ」と思う人の方が多いのでは? けれど、司法の上ではこれは間違いだ。日本の刑法では、「同意がない性交=レイプ」とは見なされていない。殴る蹴るなどの暴力や、「殺すぞ」といった脅しを伴ったもののみが、レイプだ。しかし世界には、「明確な同意がない性行為はレイプ」と定めている国もある。(※1) 世界的に起こった#MeToo運動から1年、不同意をレイプの成立要件としているイギリスでの視察を元に、なぜ日本ではその「当たり前」が実現できないのかを探った。 ■日本はチャンスがあったのに法律を改正できなかったSpringの英国視察の様子(C)Shiori Ito 日本で昨年、110年ぶりに性暴力に関する刑法改正が行われたのは記憶に
性犯罪の被害者が沈黙せざるを得ない日本の社会を変えなければならない──実名も顔も出して自らもレイプに遭ったことを明かしたうえで訴え続ける伊藤詩織に、おそらく誰よりも強く共感している女性がいる。東京都下の小さな町でつましく暮らす44歳の主婦だ。 彼女は長い間封印してきた自らの忌まわしい体験を伝えようと、伊藤に長い、長い手紙をしたためた。伊藤に、そして一人でも多くの人に伝えたい、どうしても伝えなければいけないと思うことがあるからだ。 拝啓 伊藤詩織様 テレビやウェブマガジンなどであなたの身に起きた出来事を知り、ご著書『ブラックボックス』やクーリエ・ジャポンの特集「性暴力はなぜ起こる」も拝読しました。堂々とお顔もお名前も出して闘っているあなたに、匿名でお手紙を出す失礼をどうかお許しください。 Me too. 私も性犯罪の被害者です。今から25年も前のことになりますが、ローマで日本人の女子大生6人
すごい真面目なこと書きます。 面白いことは1つも言えません。 でも、もしよかったら、読んでもらえたらうれしいです。 ****************************************************** 今回のTOKIO山口達也氏の強制わいせつ容疑報道を見て、思い出したことがある。 16歳の時、1ヶ月アメリカでホームステイをした。まだ英語が物珍しくて、英語ってすごいものなんだって思っていて、学校で習うぐらいしかわからない頃。そもそも親元離れて1ヶ月、は、なかなかハードルが高く親の許可をもらうのに何ヶ月もかかった。 でもその1ヶ月は私の人生に間違いなく大きな影響を与えた。 ホストファミリーや出会った友人、引率の先生。優しい人に囲まれ、私は洗いたてのタオルが水を吸うようにものすごいスピードで自分が触れる「アメリカ」の全てを吸収していた。 本当に毎日バーガーやらステーキを食
先月、東京・新橋のキャバクラ店で働く女性が関係者の男に殴られ死亡した。 亡くなったのは、与島稜菜さん(19)。実質的な経営者とみられる伊藤英治郎被告に店内で髪を掴まれ引きずられたり、顔面を10回以上殴られたりするなどの暴行を受け、急性硬膜下血腫などの傷を負った。意識不明の状態で病院に搬送された与島さんは、6日後に死亡が確認された。事件当時、伊藤被告は、客として来店しており、その後与島さんと口論になったという。
3月初旬、フランスで性行為の同意年齢を15歳に設定すると決まり、日本でも比較的大きく報じられた。一方、日本の刑法では「性的同意年齢」は13歳。これは明治時代に設定された年齢だ。国連は2008年に日本に対し、性的同意年齢の引き上げを勧告する所見を採択。性暴力の被害当事者団体や支援団体も引き上げを求めているが、昨年の性犯罪刑法改正で、引き上げは見送られた。 性的同意年齢の引き上げを求める声に対して、児童福祉法や各自治体の淫行条例で18歳未満との性行為が処罰対象であるため、実質的には18歳未満との性行為は禁じられているという意見もある。なぜ、性的同意年齢の引き上げを求める声があるのだろうか。 ■仏・11歳と性行為を行った30歳男性が「無罪」に フランスではこれまで性行為の同意年齢について規定がなく、報道によれば、昨年11月に11歳の少女を強姦した罪に問われた30歳の男性が強姦罪には問われず、未成
すでに成人し、中絶手術も経験していたことから、手段を尽くして殺害を避けるべきだった――。出産したばかりの乳児を殺害したとして、殺人などの罪に問われた女(30)の裁判員裁判。新潟地裁は2月の判決で刑事的責任をこう認定し、懲役4年を言い渡した。13歳の頃から性的虐待を受け続けていた彼女に、「手段を尽くす」すべはあったのだろうか。 判決によると、女は2003年5月と14年7月、自分が出産したばかりの乳児を殺害した。乳児は、義父(67)=殺人と死体遺棄の罪で起訴=との間の子だった。 裁判員裁判では、義父から長年にわたって性的虐待を受けていた状況が明らかにされた。始まったのは13歳の時。15歳の時、初めて妊娠した。「望んでできた子どもではない。普通に育てることもできない。殺すことになる」と、自宅で殺害に及んだ。 18歳と20歳でも妊娠し、いずれも中絶した。費用は18歳の時は知人男性に工面してもらい、
九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 瀬川深@チューバはうたう・ゲノムの国の恋@segawashin実在の事件に被せてる時点で最悪に醜悪だし、こんな漫画に妄想をくすぐられて喜んでる連中は死ねばいいのにと本気で思ったが、書籍化と知って本気でゲロが出そうになっている。直球で言うが最悪に不愉快な漫画です。 https://t.co/12RaMbe297 2017/01/13 20:47:25 この件です。瀬川氏の主張は当該のツイート群を読んでいただくとして、私は氏やその他本作に批判的な人々の主張におおむね賛同しています。 本作は「少女と彼女を誘拐した犯人が恋愛関係に陥る」というあらすじです。私はTwitterでの発表当時に読んだばかりでpixivにある分をすべては読んでいないのですが、このあらすじだけ
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