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ブックマーク / blog.tinect.jp (3)

  • 私が仕事をしてきた中で「最も合理的」と感じたリーダーの話。 | Books&Apps

    もうずいぶん前のことになる。 あるIT業の業務改善プロジェクトに、私はいちメンバーとして参加した。 その会社のプロジェクトメンバーは全部で8名。期間は約9ヶ月だった。 経営陣肝いりの、それなりに大きいプロジェクトである。 そのため、プロジェクトマネジャーは、掛け値なしに優秀であった。 指示は的確で、果敢に新しいことにチャレンジするが、無用なリスクは取らず、守りが堅い。 メンバーとの関係も付かず離れずとバランスが良く、理想的な人物だった。 だが経験的に、プロジェクトメンバー全員が優秀であることはほぼない。 政治的な理由からか、教育効果を期待してなのか、リストラ予備軍だからなのか、それとも単なる人手不足なのか。 理由は様々だろうが、プロジェクトメンバーの中に、必ず2,3名はボンクラが含まれているのである。 そして、プロジェクトは一定の期間内に成果を出す、という厳しい制約があるため、無能の扱いを

    私が仕事をしてきた中で「最も合理的」と感じたリーダーの話。 | Books&Apps
  • 日本は本当に中国に完敗したのか。平均年齢が30代の街「深セン」を見てきた話。

    突然だが、6月4日から昨日まで中国の深センに行っていた。 この記事を書いた知人が「今度は深センに行く」というので、同行させていただいたのだ。 深センは香港のすぐ北にある都市だ。緯度としてはベトナムのハノイ、バングラデシュ、インドのムンバイなどとさほど変わらず、日からはかなり南に位置している。 空港はあるが、今回は香港まで飛び、その後陸路で深センに渡った。 香港で1回、さらに深センに入るときに1回入国審査があり、飛行機に乗っている時間は4時間程度だが、深センの市内にたどり着くまでは、羽田から7、8時間はかかる。 街は「東南アジア」といった風情で、非常に蒸し暑く、お世辞にも快適とは言えない。 また、もしかしたら「深セン」といえば、日の製造業の工場がある場所、というイメージをもつ方もいるかも知れない。 だがそれは20年前の話だ。現代の深センは全くそれとは異なる。 現代の深センは人口約1300

    日本は本当に中国に完敗したのか。平均年齢が30代の街「深セン」を見てきた話。
  • なぜ「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが圧倒的に重要なのか、ようやくわかった。

    私が知る限り、もっとも人心掌握に秀でたマネジャーの一人は、あるSIerのMさんだ。 といっても、Mさんは特に人望があるわけでも、人徳が高いわけでもない。 そういった定性的な話ではない。もっと実務的なのだ。 実は、彼が人心掌握に優れていると判断する理由は、「人を動かすこと」の巧みさゆえである。 私が言わない方がいい、彼に言ってもらおう 私がMさんの人心掌握術の巧みさを知ったのは、「情報セキュリティ対策プロジェクト」の時だった。 ご存じの方も多いと思うが、セキュリティ対策はさまざまな日常の手続きを煩雑化することがある。 例えばお客さんとの情報のやり取りに関する制限がかかったり、記録をつけなければならなかったりなどだ。 Mさんの部下も例外ではなかった。 現在進行中のプロジェクトの情報のやり取りに問題がある、とセキュリティ監査で指摘され、その改善策として上から提示されたルールが、かなり煩雑なものだ

    なぜ「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが圧倒的に重要なのか、ようやくわかった。
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