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幾何公差に関するchess-newsのブックマーク (9)

  • 幾何公差とは

    寸法を制御するものが 「寸法公差」 であるのに対して、 形状を制御するものを 「幾何公差」 といいます。 例えば下図のように 「円の寸法公差」 のみ規定した場合、公差の範囲でゆがんでいたり、中心がずれていたりしても寸法公差の基準は満たしています。「まんまるさ」である真円を守らせるためには幾何公差で「真円度」を規定する必要あります。(中心のずれには「同心度」や「同軸度」を規定) 幾何公差の「幾何」は英語で「ジオメトリー」のことであり、三角形・方形・菱形・多角形・円形などの図形や空間の性質のことです。 幾何公差には 「単独形体」 と 「関連形体」 の大きく2つに分類されます。 単独形体は先ほどの真円度のように その形状自体に指定できるもの です。 関連形体は平行度や直角度のように 相手との関係を指定するもの です。 機械部品は加工機などにより製作されます。製作する過程において様々な誤差が発生し

  • JISが警鐘を鳴らす「図面鎖国」の危機 | 日経 xTECH(クロステック)

    2016年3月、日工業規格(JIS)の改正により、図面には「幾何公差」が必須となった。形体同士の位置に関する指示に関しては、寸法公差を適用せずに「幾何公差を用いることとする」と明解に規定されたからだ。ところが、現状では対応できていない日企業が多いという。「技術者塾」において講座「JIS改訂で対応急務 図面コンサルでマスターする『幾何公差』の神髄」の講師を務めるプラーナーシニアコンサルタントの木下悟志氏が、JIS改正の意味と幾何公差の使い方のポイントを解説する。(近岡 裕) 工業製品の流通のグローバル化に伴い、部品や材料の海外調達が加速している。一方で、「あうんの呼吸」が通じる企業系列(系列)の見直しは珍しくない。こうした背景から、世界で通用する図面への対応が日企業に対して叫ばれてきた。しかし、現実は相変わらず従来方式の図面が流通しており、グローバル図面に向けた対応はなかなか進んでいな

    JISが警鐘を鳴らす「図面鎖国」の危機 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 幾何公差の相互関係は、F<O<L

    前回までに、設計意図を表す寸法記入方法から始まり、加工によってカタチがばらつき、計測によって曖昧さが発生することを知りました。また、幾何公差の基であるデータムの記入法や領域の把握、4つのグループに分かれる幾何公差についても説明してきました。 寸法公差と幾何公差の関係 寸法公差は大きさを制御する場合に指示し、形の崩れ(そりやうねり、位置ずれ)を制御する場合は幾何公差を指示します。なぜ幾何公差が必要なのかというと、寸法や寸法公差ではどうしても伝え切れない形状があるからです。 図1を見てください。 そりが極めて小さく、かつ真っすぐな軸を設計者が要求する場合、寸法公差を極限まで厳しい数値に変更しても軸のそりについて指示することはできません。寸法はあくまでも2点間測定なので、2点間の直径寸法さえ満足すれば合格となり、そりというカタチの崩れを検査できないのです。同様に、段付き軸の場合、直径の異なる複

    幾何公差の相互関係は、F<O<L
  • 今こそ「公差」で差を付けろ

    部品の形状や寸法などのバラつき範囲を規制する「公差」。適切な公差の設定は,品質とコストを高い次元でバランスさせるためには不可欠だ。ところが,多くの企業でこの公差の「質」がいつの間にか低下している。このままでは,世界で闘う競争力が失われてしまう。今の時代に合った質の高い公差設計力を身に付けることが,勝負の行方を左右する大きなアドバンテージとなる。 シリーズは,日経ものづくり2009年6月号特集「公差 再入門」(pp.32-53),および2007年4~12月号に掲載した連載コラム「ベーシック幾何公差」を再編集したものです。(記事は同特集執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) 公差検討の実例と効果 公差の見直しが必要だと分かっていても,どこから手を着けていいのか迷う場合もあるだろう。先進企業は,実際にどう公差設計を見直したのか─。ここでは,新製品で採用する位置決め機構の妥当

    今こそ「公差」で差を付けろ
  • 世界につながる共通言語「幾何公差」  

    「 大手メーカーなどから部品加工の外注を受けた協力企業は,その部品が実際にどう使われるのか分からないことがほとんど。図面にあいまいな部分があっても,なるべく精度を高く出しながら加工してしまう」。こう語るのは,多くの中小加工業者の実情をよく知る,海上技術安全研究所環境エンジン開発プロジェクトチーム/機関システム開発研究グループグループ長の平田宏一氏である。 現在は不適切な公差指示でも,なんとか日のものづくりは成り立っている。その背景には,度重なる擦り合わせの経験を持ち,優れた技術力・応用力を兼ね備えた生産現場の存在があった。だからこそ,あいまいな図面でも不具合の発生しない部品を造ることができていたのである。 あいまいさが残る寸法公差 しかし今後,グローバルなものづくりを実現していくには,どの国の,どんな経験を持った人が,どのような機械を使って加工しても,最終的に同じ品質の部品が手に入るよう

    世界につながる共通言語「幾何公差」  
  • http://foundry.jp/bukai/wp-content/uploads/2013/03/f041e8324a79b718179f6832f71bd4ac.pdf

  • 寸法(サイズ)と幾何(カタチ)の違い【世界で戦えるGLOBALエンジニアになるための製図技術 5th STEP/第1回】|大塚商会

    1 寸法(サイズ)と幾何(カタチ)の違い4thステップでは、設計意図として重要寸法を示唆するための寸法公差の考え方や記入法、また表面粗さの記入テクニックを学んだ。 5thステップでは、さらに設計意図を明確にするためのテクニックである幾何公差について解説する。この幾何公差は、海外で部品を製作するうえで必要不可欠なものであり、図面を描く設計者以外に、加工や部品検査の担当者までが理解しなければいけない内容である。 第1回は、寸法公差と幾何公差の違いについて説明する。幾何公差を理解するうえで、寸法公差と幾何公差の違いを知っておかないと、解釈に混乱を生じるからである。 寸法の概念JISによると、「寸法とは決められた方向での対象部分の長さ、距離、位置、角度、大きさを表す量」と定義される。 また、寸法公差のうち、「長さ寸法公差は、形体の実寸法(2点測定による)だけを規制し、その形状偏差(例えば、円筒形体

    寸法(サイズ)と幾何(カタチ)の違い【世界で戦えるGLOBALエンジニアになるための製図技術 5th STEP/第1回】|大塚商会
  • 日本のビジネスから曖昧さが消えつつある - WICの中から

    最近、製図の幾何公差について勉強しています。 日ではまだまだ寸法に公差を振るスタイルが主流ですが、海外のモノづくり、特にアメリカでは幾何公差が主流だそうです。幾何公差を学ぶことで、下記イメージのような利点があります。ざっくり説明しますと、寸法公差だけでは指示が曖昧で、設計者が想定した形状が出来上がらないというわけです。 曖昧な仕事でも成り立っていた日のモノづくり 海外の「製造」の前に曖昧さは危険 製造の外の曖昧さ 曖昧さは人間らしさでもある 曖昧な仕事でも成り立っていた日のモノづくり ではなぜ日では寸法公差が主流なのかというと、そんな曖昧な指示でも日では物が作れていたからです。製造側が、設計者側の意図を推測して作ってくれていたわけですね。以前の記事でも取り上げましたが、日の製造側は自ら考えて物を造ってくれます。日の設計者はある意味そこに甘えて、自分たちに都合がいいように曖昧な

    日本のビジネスから曖昧さが消えつつある - WICの中から
    chess-news
    chess-news 2017/03/08
    ある。寸法公差で幾何関係を拘束しなくなったために、幾何公差を厳密に入れる必要が出てきたというのもある。基本、寸法公差と幾何公差の自体は別物だと思うけどな。 図面指示が争点になった、裁判とかあるのかしら
  • 幾何公差の基準「データム」を理解しよう

    データムとは 「データム」とは、「形体の姿勢偏差、位置偏差、振れなどを決めるために設定した理論的に正確な幾何学的基準」と定義します。つまり、加工や寸法測定をする際に「この面または線を基準に加工・測定しなさい」という基準を表します。 「設計」「加工」「計測」の共通の情報が「図面」です。この3者についての作業性および機能を考慮した共通基準として満足できる部分をデータムとして設定することが理想的です。そして、図面の中でデータムは基準を表すための記号として用いられます。

    幾何公差の基準「データム」を理解しよう
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