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ブックマーク / temcee.hatenablog.com (7)

  • 新人や学生のスキルアップに!メカ設計者が選ぶ実務設計に役立つサイトまとめ - WICの中から

    メカ設計の有益情報がネットにあまり転がってない! ソフトに比べて情報の総量が少なすぎる! ネット上だけでなく、書籍でも実務レベルのメカ設計専門書が少ない! そう思ってるのは自分だけかなと思ってたら、他にも同じ考えの方がいました。やっぱ情報少ないですよね、ハード系。まー、ハードの情報を共有するのって難しいところがあります。加工する所によって出来たり出来なかったりする物がありますし、それぞれのメーカーのブラックボックス的なノウハウも多分にあります。 だからといって時間かけて経験積んでけよ、っていうのでは進歩していかないですよね。ハードでも一般常識的な内容というのはあるので、ハードの各分野ごとに基礎が学べるサイトを集めてみました。メカ設計を目指す、やる気あふれるハリキリボーイたちはこういうページ見て知識を仕込んでおくと良いです。 「こういうのもあるよ〜」というご紹介はウェルカムです。 プラスチッ

    新人や学生のスキルアップに!メカ設計者が選ぶ実務設計に役立つサイトまとめ - WICの中から
  • 川崎重工製のN700系新幹線の亀裂箇所は痺れる設計だった - WICの中から

    川崎重工製の新幹線台車に亀裂が入っていたインシデント、ショッキングな破損画像と「安全神話」が謳われる新幹線の問題ということで、大きく取り上げられています。 川重、事故招きかねず悪質 新幹線の台車亀裂 :日経済新聞 この件で川崎重工が報告書を公開しています。破損部の構造や製造工程、具体的な数値まで載せてあり設計者として読んでいて楽しい報告書なんですが、 問題個所が製造的な観点からしてあまりに厳しい設計に見えたので、ちょいと反応したくなりました。 問題の箇所 プレス加工とは 製造をおろそかにしてはいけない 強度は板厚の3乗で効いてくる 問題の箇所 (引用元:川崎重工説明資料) 問題個所の模式図です。問題の部品はコの字のプレス板材を抱き合わせて、曲げ先端同士で溶接しています。凸部は平面が欲しかったらしく、コの字部品がプレス加工だけで平面を出せなかったところを、削ってつじつま合わせをしたというこ

    川崎重工製のN700系新幹線の亀裂箇所は痺れる設計だった - WICの中から
  • CADのノウハウが蓄積されない問題 - WICの中から

    業務で良く用いられる、ハイエンドCADはCreo(Pro/E)、NX、CATIAの3つがメジャーです。僕はこのうちCreoというCADソフトを使っています。*1 ハイエンドCADはライセンスが高価な上に、動かすためのマシンも相応の性能が要求されるため、会社外で使用している人はほとんどいないことでしょう。そんなわけで、ソフト・サービス系と比べてネットに転がっている情報が極端に少なく、調べても単純な機能説明が見つかるのみです。 そんなわけでCreoを使って部品を作っていく上でのノウハウは会社内にたまっていくことになります。ここでいうノウハウとは「効率の良いモデリング手法」や「メンテナンス性のいいデータの作り方」です。設計工数の削減をしていくには、設計的なスキルのみならず、ツールの効率的な使い方を知っている必要があると、僕は常々考えています。 ※以下、CAD(Creo)を使ったことある人向けのお

    CADのノウハウが蓄積されない問題 - WICの中から
    chess-news
    chess-news 2017/05/14
     ほんとそれ。 / 追記 機械設計系の勉強会もあるといいなと思って居ます というか、アドオンの作成&共有とかできるといいですね
  • 日本のビジネスから曖昧さが消えつつある - WICの中から

    最近、製図の幾何公差について勉強しています。 日ではまだまだ寸法に公差を振るスタイルが主流ですが、海外のモノづくり、特にアメリカでは幾何公差が主流だそうです。幾何公差を学ぶことで、下記イメージのような利点があります。ざっくり説明しますと、寸法公差だけでは指示が曖昧で、設計者が想定した形状が出来上がらないというわけです。 曖昧な仕事でも成り立っていた日のモノづくり 海外の「製造」の前に曖昧さは危険 製造の外の曖昧さ 曖昧さは人間らしさでもある 曖昧な仕事でも成り立っていた日のモノづくり ではなぜ日では寸法公差が主流なのかというと、そんな曖昧な指示でも日では物が作れていたからです。製造側が、設計者側の意図を推測して作ってくれていたわけですね。以前の記事でも取り上げましたが、日の製造側は自ら考えて物を造ってくれます。日の設計者はある意味そこに甘えて、自分たちに都合がいいように曖昧な

    日本のビジネスから曖昧さが消えつつある - WICの中から
    chess-news
    chess-news 2017/03/08
    ある。寸法公差で幾何関係を拘束しなくなったために、幾何公差を厳密に入れる必要が出てきたというのもある。基本、寸法公差と幾何公差の自体は別物だと思うけどな。 図面指示が争点になった、裁判とかあるのかしら
  • 特許の出願数は開発力を意味しない - WICの中から

    年度末恒例のごたごたに便乗する形で僕のアイデアが特許出願まで漕ぎ着けられそうです。転職の際に前職での特許出願数をアピール点の1つとしていたので、ひとまず口だけにならずにほっと一息です。 発明に関してこんなニュースを見かけました。 発明者への報酬を改善する取り組みの紹介ですね。記事では主にAIやIoT関連の発明を頑張れ、と言ってます。発明する側にいる僕としてはお金が沢山貰えるようになるのは嬉しいので、発明者への待遇が改善することは当然ウェルカムです。 ただ、これらの施策が企業の業績にどれだけ役に立つのか、という点では眉唾ものです。 特許数が多い日の電機企業の現状は… 特許出願数は開発力ではなくスタンスを示す 特許大量生産型の会社 この種の会社での特許出願方法 特許戦略重視の会社 就職するならどっちのタイプ? 特許数が多い日の電機企業の現状は… 下記は2015年の国際特許出願数のランキング

    特許の出願数は開発力を意味しない - WICの中から
  • 【書評】「バリュエーションの教科書―企業価値・M&Aの本質と実務」企業価値について衝撃を受けた - WICの中から

    株式投資を行うときに僕が気にかけているのは「投資するだけの企業価値があるか」そして「企業価値に比べて株価は割安か」といったところです。後者についてはPERなりPBRなりというメジャーな指標があり一応ほかの会社と比較をすることができます。しかし前者については「ブランド力」やら「技術力」といった抽象的な概念を頼るしかありませんでした。というのも、これまで読んできた投資には企業価値を具体的・定量的に説明してくれるは無かったんですよね。 そんなことをぼんやり考えていた時分に、せみけん (id:semiken)さんがこのを紹介していました。 semiken.hatenablog.com そうか、M&Aの価格決定って企業価値を算出するいい例じゃないですか。そんなわけで株式投資を行う上でプロがどうやって「企業価値」を考え、算出しているかを学ぼう!というのがこのを購入したモチベーションです。 バリ

    【書評】「バリュエーションの教科書―企業価値・M&Aの本質と実務」企業価値について衝撃を受けた - WICの中から
    chess-news
    chess-news 2017/01/16
     読んだな。がちで、やるなら参考書はここらへんらしい https://www.amazon.co.jp/dp/4478068771/ dcf入門はここらへんどう? https://www.amazon.co.jpdp/4534039484/ 板倉さんも面白い http://www.yuichiro-itakura.com/
  • いち設計者から見た日本と中国の工場の違い - WICの中から

    年始に下町ロケットの再放送が全話ぶっ通しで放送していました。普段テレビを見ないので僕は初見でしたが、どんな逆境においても夢に向かう熱い気持ちに折れない心、そして高い技術力で危機を乗り越え最後は大団円と、池井戸潤の作品らしいサラリーマンのロマンがつまった爽快なお話でした。 下町ロケット (小学館文庫) posted with ヨメレバ 池井戸 潤 小学館 2013-12-21 Amazon Kindleの工場と言えば高い技術を持っていると言われています。これは主に海外というより日国内から良く聞こえてくる気がしますが、実際の所どうなのかというと…設計というお仕事をしてきた僕には引っかかるところがあります。 いま現在、製造というとやはり中国です。賃金その他の費用が上がってきたために、メーカーが東南アジアに拠点を移すような動きは見られますが、それでもなお中国は世界の工場です。そんな中国の工

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