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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tatsu2 (3)

  • 「響け!ユーフォニアム」の生々しさ、その正体 - subculic

    アニメ放映終了後にまとめて読もうと思っていたが、我慢しきれず『響け!ユーフォニアム』の原作小説に手を出してしまった。アニメと比較しながら読み進めていくと、これが面白い。原作1巻を1クールかけてアニメ化しているのだから(正確には短編集の挿話も拾っている)当然かもしれないが、アニメを再び観直すと「これはオリジナルだったのか!」という描写が頻出し、膨らませているポイントの多さになかば感心してしまったほど。たとえば、第5話「ただいまフェスティバル」で印象的だった久美子と麗奈の帰り道(麗奈が髪をかき上げるあの場面)も追加されたエピソードだ。そもそも、原作の久美子は麗奈のことを最初から名前で呼んでいて、距離感に若干の違いがある。アニメは麗奈との関係性を強調するためだろう、少し“遠い”ところからスタートしている。その甲斐あって第8話で「麗奈」と名前を呼ぶ特別な儀式が生まれたわけだ。名字と名前、どちらで呼

    chess-news
    chess-news 2015/06/20
     ちはやふるの方がむしろ男性スポーツ物っぽいんだよな。 これが、グラスリップで描きたかったものなのかもな
  • 「響け!ユーフォニアム」8話の攻めっ気 - subculic

    あるクリエイターが頭角を現す瞬間というものが存在するとすれば、『響け!ユーフォニアム』第8話「おまつりトライアングル」はまさにそれを目撃した気分になった。絵コンテ/演出は藤田春香。アニメーターとしてのクレジットは見かけていたが、『中二病でも恋がしたい!戀』(2014年)で演出デビューした経歴からすると若手の方だろうか。ふと思い出したのは京都アニメーション出身の『アイドルマスター シンデレラガールズ』高雄統子監督が京アニ時代に担当したある話数だ。それは作画監督に堀口悠紀子を迎えた『CLANNAD』番外編「もうひとつの世界 智代編」(2008年)。堀口さんの繊細なアプローチに感じ入り、演出の契機になった話数だと後に語られている。事実、今観直すと剥き出しの高雄演出に唸る場面ばかり。「智代編」は高雄統子という演出家のキーエピソードといっていい。そうした例が頭に浮かび、「おまつりトライアングル」は藤

    「響け!ユーフォニアム」8話の攻めっ気 - subculic
  • シュタインズ・ゲートの選択の先は―― - subculic

    『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』鑑賞。デジャヴとは言い得て妙だなと思った。『シュタインズ・ゲート』にまつわる作品群、原作,アニメ,ドラマCD,コミカライズ……“世界線”が分かれていくように、可能性世界を広げていくシュタゲコンテンツ。メタフィクショナルな視点も含め、『負荷領域のデジャヴ』は新たな「選択」という既視感を生み出した映画だと思う。ところで、作とよく比較される映画に『バタフライ・エフェクト』がある。タイムリープや事象の原点へ遡って関係を無かったことにするメソッド、たしかに展開のアイディアは同じで、類似性を指摘する意見には理がある。面白いのはラストシーン。かの映画は没になったエンディング案がDVDに収録されているが、「Happy Sappy Ending」ヴァージョンのコメンタリーは必聴モノ。最後に2人が街角で言葉を交わすすべてを振り出しに戻す行為で―主人公は何

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