アメリカ海軍は、アジアを重視する戦略の一環として、グアムの海軍基地に新たに最新の潜水艦を配備したと発表し、この地域で海洋進出の動きを強める中国をけん制するねらいがあるものとみられます。 1989年に就役した「トピカ」は、今回、大規模に改造され、海中をより静かに進むための装備や、最新の戦闘システムなどが導入されています。 これでグアムに配備されている潜水艦は4隻となり、アメリカ海軍は「アジア太平洋地域での戦力強化になる」としています。 アジア重視戦略を掲げるアメリカ軍は、アジア太平洋地域に配備する海軍の艦船と航空機の割合を2020年までに60%に引き上げるとしているほか、最新鋭の装備を重点的に配備するとしています。 日本にはイージス艦などを追加配備するほか、グアムには海軍の無人偵察機も新たに配備する予定で、南シナ海や東シナ海で海洋進出の動きを活発化させている中国をけん制するねらいがあるとみら