児童らに体罰を加えていたとして和歌山市立小の男性教諭(46)が懲戒処分となった問題で、この教諭が体罰発覚後の自宅待機中に旅行に出かけ、様子をフェイスブック(FB)に投稿していたことが26日、市教委などへの取材で明らかになった。市教委は「自宅で反省を促していたのに旅行に出かけ、FBに投稿するのは問題だ」として指導したという。 市教委などによると、男性教諭は1月6日、浜松市にツーリングに行ってバイクの近くでジャンプする様子を投稿。さらに同13日、ひつまぶしらしき写真を投稿し、「鰻(うなぎ)うまし」とコメントしていた。 男性教諭の体罰は2019年12月23日、腹部に両足で乗られるなどした男子児童の親からの相談で発覚。同25日から自宅待機となった。その後の調査で他の児童らへの体罰も分かり、20年2月7日、男性教諭は停職6カ月の懲戒処分を受けた。投稿は、処分までの自宅待機中にしていたことになる。 投