2022年10月25日、衆議院本会議。選挙演説中に銃撃され死去した安倍元首相に向けた追悼演説が行われた。演説に臨んだのは、立憲民主党の野田元首相。かつて野党時代の自民党総裁だった安倍氏と、首相だった野田氏は、党首討論の場で、衆議院の解散をめぐる“真剣勝負”に臨んだ間柄だ。追悼演説の中で野田氏は「再びこの議場で、あなたと真剣勝負を戦いたかった」「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」と天上の故人に語りかけた。演説の全文は以下の通り。 本院議員、安倍晋三元内閣総理大臣は、去る7月8日、参院選候補者の応援に訪れた奈良県内で、演説中に背後から銃撃されました。搬送先の病院で全力の救命措置が施され、日本中の回復を願う痛切な祈りもむなしく、あなたは不帰の客となられました。享年67歳。あまりにも突然の悲劇でした。 政治家としてやり残した仕事。次の世代へと伝えたかった想い。そして、いつか引退後に昭恵夫人と共に
8月22日に、名古屋市の国道を自転車で逆走した54歳の男が、道路交通法違反の疑いで5日、逮捕されました。男は警察署に連行される際、「なんで俺が捕まらないといけないんだ」などと大声で叫びました。 ◇ 5日、道路交通法違反の疑いで逮捕された井ノ口秀信容疑者(54)は、警察署に連行される際、「おめぇらよ。俺が逆走してきた車によ、文句言ったらよ、なんで俺が捕まんないといけないんだよ」などと大声で叫んでいました。 井ノ口容疑者が逮捕されたきっかけは、8月22日に愛知県名古屋市を走る車のドライブレコーダーが捉えた映像です。 前の車が、何かを避けるように右側に膨らみます。すると、目の前にあらわれたのは、車道を逆走する自転車でした。その後、乗っていた男は道路上に自転車を放置し、そのまま立ち去りました。 記者 「男が自転車を放置したのは、片側3車線の国道です。車がひっきりなしに走っていて、トラックやバスなど
東芝は、アメリカの子会社からおよそ5億円が流出したと発表しました。 この子会社は7月14日と15日に東芝の経営幹部を装った人物から指示を受け、合計およそ5億円を香港に送金。その後まもなくこの指示が虚偽であると気づき、捜査当局に被害を届け出たということです。 子会社は被害額を第2四半期に損失として計上する方針ですが、経営への影響は軽微としています。 一方、東芝が10日に開いた決算会見で、非公開化を含めた大規模な出資受け入れの検討について、証券会社などに支払う費用が当初予定の100億円から130億円に増加したことがわかりました。 東芝は「あらゆるプロセスを深く検討するための手間やコストが、想定よりかかっているため」としています。
電気料金が8月もまた値上げとなります。比較できる過去5年間では最も高い水準です。 大手電力10社のうち東京電力など4社が、8月の電気料金を値上げすると発表しました。ウクライナ情勢などを受け、火力発電の燃料となるLNG(液化天然ガス)などの価格が高騰していることが要因です。 値上げしない6社は制度上、すでに値上げできる上限額に達していて、東京電力は、9月の料金で上限額に達する可能性があります。 値上げの幅は、平均的な使用量の家庭で、東京電力が247円、北海道電力が99円、中部電力が231円などとなっています。 電気料金は値上がりが続いていて、東京電力の場合、前の年の同じ月と比べると、平均的な使用量の家庭で2158円の値上がりとなりました。 一方、大手都市ガス4社のうち3社も8月の料金を値上げすると発表しました。値上げしない東京ガスは先月、値上げの上限額に達しています。
路上や自宅などで容体が急変して死亡し警視庁が変死として扱った事案で、死後に、新型コロナウイルスへの感染が判明するケースが、相次いでいることが分かりました。 捜査関係者によりますと、今月9日、都内の60代の男性が路上で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。男性は、駆けつけた救急隊員に「胸が苦しい」と話していたため、死亡後にPCR検査をしたところ、感染が確認されたということです。 また、自宅で療養中に死亡し、その後に感染が確認されるケースなどもあり、警視庁が扱った変死事案のうち、こうした例は20日までの1か月で少なくとも6件あったということです。 いずれも容体が急変したとみられ、中には保健所への相談がされなかったり、医療機関で十分な治療を受けられなかったりしたケースもあるということです。
新型コロナウイルスは、年齢が高いほど、のどからウイルスを多く出し、人に感染させやすい傾向があることが分かりました。 これは、厚生労働省のクラスター対策班のメンバーでもある東北大学の押谷仁教授が、日本感染症学会で発表したものです。押谷教授は、「のどから排出するウイルスの量は重症度ではなく、年齢に関連する傾向がある」と述べ、年齢が高いほど、他の人に感染させる可能性が高いと指摘しました。 そして、高齢者から、介護や医療のスタッフ、他の入院者らに感染が広がり、大規模な院内感染などにつながると分析しています。 また、症状がなくても唾液にウイルスが多く含まれる可能性も指摘し、接客を伴う飲食店での感染に警鐘を鳴らしました。 そして、流行がいったん収まっても再び流行する可能性があるとして、次のように呼びかけました。 押谷教授「1年なのか2年なのか、現時点では分かりません。ただし、長期にわたってこのウイルス
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