ニューヨークで開かれたネスレの記者会見場には、同社の菓子類が展示されていた。 REUTERS/Brendan McDermid ネスレの食品や飲料の大半は、一般的に認識されている「健康」の定義に合致しない。 加工食品や飲料のうち、国際的な健康基準を満たすものは、わずか37%だった。 フィナンシャル・タイムズが入手した社内資料で、同社がこの問題を認識していたことがわかった。 ネスレ(Nestlé)の昔からある菓子や飲料の60%以上が、国際的に認められた健康基準を満たしていないことが、フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が入手した社内資料でわかった。 「我々の製品とそのカテゴリーには、いくら刷新しても、健康的にはならないものがある」と同社の幹部が出席するプレゼンテーションの中で述べられている。 ネスレのマーク・シュナイダー(Mark Schneider)CEOは2020年
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