昨年は最愛の母を亡くすも、自身は命繋ぐ オークランド・アスレチックスのスティーブン・ピスコッティ外野手が、右耳にできた悪性腫瘍を除去する手術を受けたことが分かった。米スポーツ専門サイト『ESPN』が14日(日本時間15日)、報じている。 ピスコッティはメジャー5年目を迎えた28歳で、5月28日(同29日)の検査で右耳に腫瘍が見つかり、1週間後の生検結果で陽性と判明。そして6月14日にすぐさま腫瘍の除去手術を受けた。 同サイトによると、アスレチックスのボブ・メルビン監督は「全て上手くいった」と手術の成功を報告。また同球団のデビッド・フォーストGMも「良いニュースは、早期発見だったことだ」とコメント。球団は年1回の頻度で従業員も含めて検査を行っており、今回はそれが功を奏した形だ。 ピスコッティは、筋萎縮性側索硬化症(ALS、別名:ルー・ゲーリック病)と診断されていた母親グレッチェンさんを昨年5