著者自身の説明によれば、『何をしてもうまくいく人のシンプルな習慣』(ジム・ドノヴァン著、弓場隆訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)は自己改善のための本ではないのだそうです。では、なんなのかといえば、「成長と発展のための手引書」。そして、ここで紹介されている考え方を実際に使ってきただけに、著者自身が自身の考え方の効果を証明してきたというのです。 私の意図は、シンプルなテクニックをあなたと分かち合うことだ。それは簡単とはかぎらない。 そもそも簡単であれば努力などはいらない。本書に書かれている考え方を実践するには、かなりの努力が必要になるが、より幸福な人生が手に入るという見返りがある。努力するだけの価値のある結果が得られるのだ。(「はじめに」より) また、こうも述べています。 本書のすべてを疑ってかかること。(「はじめに」より) なにごとも、そのまま受け入れてはいけないということ。もし自分にと