Rubyにはirb(1)と呼ばれるツールが付属している。irb(interactive ruby)は、Rubyの対話的なシェルで、標準入力からRubyのコードを入力して実行できる。exit、quit、jobs、fg、killなどインタラクティブシェルとして動作するための拡張コマンドが用意されているほか、プロンプトの設定機能や履歴機能なども搭載されている。 図1のようにirb(1)コマンドを実行すればインタラクティブシェルが起動するのでそのまま操作すればよい。 図.1 irb(1)操作例 – sh(1)やcsh(1)などの基本的な機能を備えたシェルによく似ている irb(1)には拡張セットとしてWirbleというパッケージが用意されているのだが、同パッケージを使うとインタラクティブシェルに色がつくようになるほか、補完入力が効くようになるなど便利だ。小技として知っておいて損はないので、紹介して