AFC総会のFIFA理事選で落選し、さえない表情を見せる日本協会の田嶋幸三副会長=6日、ドーハ【共同】 去る1月6日、カタールのドーハで行われたアジア・サッカー連盟(AFC)の総会で役員改選が行われ、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に立候補していた日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三副会長兼専務理事(53)が落選した。田嶋はAFC副会長とAFC選出のFIFA理事、AFC理事に立候補していたが、AFC副会長については直前になって立候補を取りやめ、FIFA理事一本に絞って初当選を目指していたがあえなく落選となり、日本は世界のサッカー界における重要なポストを失ってしまった。なお、東地区の定数である3名しか立候補していなかったAFC理事については無投票により選出された。 2002年から2期8年にわたって守ってきたFIFA理事の座であったが、今回なぜこのような事態になってしまったのか。