印刷 消費者庁は9日、総務省消防庁から「子どもがこんにゃく入りゼリーによる窒息で意識を失った」という通知を受けた、と発表した。事実関係については「確認中」としている。 消防庁などによると、5日に新潟県柏崎市の男児(6)の家族から「子どもがこんにゃくゼリーをのどに詰まらせたようで意識がない」と119番通報があった。病院に搬送されたが、その後の容体は不明だ。 こんにゃく入りゼリーによる窒息死亡事故は、消費者庁などによると1995年以降に子どもや高齢者を中心に22件が発生。同庁は昨年末に安全指標をつくり、それに沿った商品作りを事業者に求めている。 関連リンクこんにゃくゼリーに安全指標 消費者庁、製品改善要請へ(10/12/22)消費者庁、打ち出せぬ有効対策 こんにゃくゼリー裁判(10/11/17)こんにゃくゼリー、改善の「指標」づくり開始 消費者庁(10/9/28)