出渕 裕(いづぶち ゆたか〈いずぶち ゆたか〉、1958年〈昭和33年〉12月8日[1] - )は、日本のメカニックデザイナー、キャラクターデザイナー、アニメ監督、イラストレーター、漫画家[2][3]。東京都生まれ、横浜市育ち[4]。2003年、第34回星雲賞自由部門を受賞。 保育園の頃、父親の勤める川崎重工業の東京の社宅に住んでいた[4]。その後、埼玉を経て7歳の時に横浜の社宅に移り、小学校3、4年生の頃に両親が家を建てて以後は横浜で育つ[2][4]。 1974年放送の『宇宙戦艦ヤマト』の大ファンとなる[4][注 1]。高校生になるとS-Fマガジンの会員になって月に一度多くの同好の士たちと喫茶店で語り合った[4][5]。1980年代にはSF作家の豊田有恒が主宰した創作集団パラレル・クリエーションに所属した[6]。 1978年、『闘将ダイモス』の敵ロボットのデザインを担当してデビュー[7]