6日に日本一のコント師を決定する賞レース「キングオブコント」の決勝進出メンバーが発表され、話題を集めた。直近の8月には大型コント特番『THE CONTE』(フジテレビ系)が放送されるなど、ここにきて「コント」そのものが盛り上がりを見せている。過去を振り返れば、『THE MANZAI』(同)や「M-1グランプリ」の例が示すように、特番や賞レースは漫才が先行し、コントは遅れをとっていた。その理由はどこにあるのか。「コント」の勢力が増し始めた近年、その背景やターニングポイントをたどる。(ライター・鈴木旭) 「キングオブコント2022」のファイナリストが6日に発表された。決勝メンバーは、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディの10組。岡野陽一と吉住のコンビ・最高の人間が即席ユニット初の決勝進出を決めるなど、開催前か
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