まずは、Dr. Oz Showの遺伝子組換え特集の内容をかいつまんで紹介しよう。 ゲストは、U.C.Davisで遺伝子組換え米を研究しProfessor of Plant Pathologyを務めるPamela Ronald Ph.D. 、Consumer Union所属の科学者、そして遺伝子組換え反対の本を出している作家、Jeffrey M. Smithの3人である。 ホストが医師、科学者がゲストということで、科学的な議論になるか、と期待させるが、そうはならない。Jeffrey Smithが「The American Academy of Emergency Medicineという団体が、遺伝子組換えは危険だと指摘している」と述べ始め、会場の観覧者を震え上がらせた。この団体は実は、代替医療を推進する極めてマイナーな団体で、遺伝子組換えについても、古くて既に反証されているような研究結果や