東京都知事選に立候補を表明した「ドクター・中松」として知られる発明家の中松義郎氏=平成24年11月19日、都庁 「ドクター・中松」の異名で知られる発明家の中松義郎(よしろう)氏(84)が19日、東京都庁で記者会見し、来月16日投開票の都知事選に無所属で立候補すると表明した。 都知事選への出馬は6回目。中松氏は会見で「私は20年以上にわたり無所属の『本物の第三極』」と強調。「これまでエジソンを超える約3400件の発明をしており、その創造力で東京をよみがえらせたい」などと述べた。 中松氏は東大工学部卒で、フロッピーディスクなどを発明。前回(昨年4月)は4万8672票を獲得したが落選した。 ユーモアあふれる科学研究などに贈られる「イグノーベル賞」を受賞していることから、中松氏は自らについて「世界で尊敬される国際力のある人」と評し、「五輪を本当に呼びたいなら、私が(知事に)なるしかない」などと発言