「ツチノコを見つけたら賞金122万円」。幻の生物を本気で探す「つちのこフェスタ」が、今年も岐阜県東白川村で3日に開かれる。23回目となる伝統のイベントで、昨年は親子連れなど約1500人が参加した。村の担当者は、「今年こそ、捕まえて」と呼びかけている。 ツチノコは、蛇のように足がなく、胴体の真ん中が膨らんでいるという生物で、各地で目撃の報告例はあるが、捕獲されたことはない。村によると、村内で1934年以降、18件の目撃例があったという。フェスタは、89年に村やツチノコ愛好家らが初めて開いた。「どうせいやしない」という声はあえて気にせず、真剣にツチノコを探そうという連休中のイベントとして毎年開いている。賞金も毎年1万円ずつ増えた。村は、捕まえ方もホームページで説明している。「そっと近づきましょう。2人組になって前の人がカメラで撮影し、ツチノコの注意をひきます。後ろの人が捕獲棒で押さえてくださ