前から噂の出ていたAmazonの電子書籍リーダー端末「Kindle」の日本市場投入が、ついに本決まりになったようだ。 一部ではよく知られている通り、Amazonは決算発表でもハードウェアの出荷台数を明らかにせず、しかも最近では話題の焦点がタブレット端末「Kindle Fire」のほうに移ってしまっていることから、興味深い数字などを目にすることもそれほどなくなった。 直近の決算(2012年1〜3月期分、4月下旬発表)などから、Amazonのハードウェアで目についた点を拾ってみたい。 まず、この分野で先んじたKindleは、少なくとも米国ではすでに押しも押されもせぬ市場リーダー。先週発表されたライバルのBarnes & Nobleの決算に関連して、「Kindleのシェアが6割以上、Nookのシェアが25〜30%程度」というアナリストの推測がFinancial Timesの記事で紹介されていたり
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