まず算出の基となる指標の数を、前回の16指標から22指標に拡充した。人口当たりの犯罪件数や交通事故件数、子ども医療費助成の対象年齢、水道料金、そして気候(夏暑くなく、冬寒くなく、日照時間が長い都市が上位)など、これまでとは別の視点からの指標を中心に、追加を行った。 もう1つの変更点は、東京23区の千代田区・中央区・港区をランキング対象から外したことだ。“都心3区”と呼ばれるこれらの区は、マンション開発により人口は増加傾向にあるものの、主要企業の本社が数多く所在するビジネス街の性格が強い。 昼間人口は夜間人口(住んでいる人口)の3倍を超え、算出指標には1人当たりの指標が多くあるため、多くの指標で圧倒的上位になり、地方都市を含めたランキングにはそぐわないと判断し、対象から外した。 金沢市に隣接する2市がベスト3に入る 算出指標が大きく変わった「住みよさランキング2019」の全国1位は、石川県白