上杉謙信には実は”女”だった説がある。 「越後の虎」と言われ武田信玄とのライバル関係や、敵対していたにも関わらずに情けをかけた「敵に塩を送る」などが有名でファンも多い戦国武将である。 この説には俗説だったと笑えないほどの明確ないくつもの根拠が存在する。 上杉謙信”女説”を本気で描いた漫画が『雪花の虎』である。 人気漫画家、東村アキコによって上杉謙信”女説”が語られている。 (出典:『雪花の虎』) 「上杉謙信」女説の根拠 根拠① 生涯独身であった 上杉謙信は生涯、伴侶を取らずに独身であった。もちろん、子供は一人もいない。 これは、跡取りを残すことが一つの大きな仕事である戦国大名としては考えられないほどに珍しいことである。 実は意外なことに、謙信が生きた時代に女性の城主は珍しい存在ではない。 淀城の城主、淀君や井伊家の井伊直虎、筑後の立花誾千代と全国には多くの女性城主がいたことは確認されており