手話通訳者は不足しており、聴覚障がい者にとっての大きな問題となっている。 ベルギーのアントワープ大学でエンジニアリングを学んでいる3人の学生が新しい解決法を示した。それは、3Dプリンタで作成した低価格のロボットアームで手話の動きを可能にすることだ。 これは、3Dプリントの急速な普及、「Arduino Due」をはじめとするマイクロコントローラの大衆化、ロボットコンポーネントの低価格化によって可能になったソリューションと言える。発展を阻害する障壁が次々と消えつつあるロボット工学分野において、われわれがよく目にする「なぜこれまで思い付かなかったのだろう?」というタイプのアイデアだ。 この「Project Aslan」は、修士課程の学生Guy Fierens氏、Stijn Huys氏、Jasper Slaets氏が手話通訳者不足を知ったことで2014年に始まったプロジェクトだ。“ASLAN”は「
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