なんだか小説のタイトルのようですが。 NASAのゴダード宇宙飛行センターの科学者達が新素材を開発しました。なんでも今現在ある最も黒い塗料よりも10倍黒い黒なんですって。この素材はチタンの上で成長させたカーボンナノチューブから作られています。さて、NASAはなんでもこんなにも黒い素材が必要なんでしょうか。 この黒素材は宇宙空間で使用する望遠鏡やカメラの中心部分をコーティングするために使うのです。今現在はこのコーティングにNASAのZ306塗料が使われています。この黒い塗料が光を吸収することによって映像に光が混じるのを減らしているそうです。光のせいで計測がおかしな結果になってしまわないようにしてるのですね。しかしZ306の黒さではまだ足りません。宇宙にあるカメラがとらえるデータの40%は光が混ざってしまい使い物になりません。今回開発されたより黒い黒素材なら99.5%もの光を吸収し、現在の問題点
東大、「電流発生菌」の増殖法を開発。菌を利用した「田んぼ発電システム」なんてのも出来るかも!? 2010.12.08 11:005,597 田んぼが発電する!? 東京大学の橋本和仁教授と科学技術振興機構の加藤創一郎研究員らによって「電流発生菌」をより多く増やす方法が開発されました。電流発生菌とは、糖や酢酸などの有機物を分解して電子を放出する菌のことです。そんなのがいるんですね。この方法の開発によって、電流発生菌を使った「微生物燃料電池」の実用化が期待できるかもしれないそうです。 電流発生菌は意外と僕らの身近にいます。そこら中の地中や水中など、どこにでもいる菌です。今回、電流発生菌の住んでいる水田の土を採取し、酸化鉄と一緒に培養してみたら電流がより多く流れたとのこと。 電流発生菌は有機物を分解し電子を捨てることで、自分自身の増殖に必要なエネルギーを得ます。その際に発生する電子を電極で回収して
爆弾は石鹸にはなれなかった。中性子爆弾の父サミュエル・コーエン永眠2010.12.03 23:0011,078 satomi サミュエル・コーエンは、物を壊さず、人だけ大量殺戮できる道徳的兵器を発明したつもりでした。が、そうではなかった―。晩年コーエンは、あんな発想が生まれたのも母親の清潔の躾がトラウマになるぐらい厳しかったからだ、と言っていました。 中性子爆弾の父コーエンが先週末、胃がんの毒が回って永眠しました。ペットのように兵器を作り、実験し、妙な解説を加える89年の生涯に幕を閉じたのです。 中性子爆弾は冷戦の真っ只中に開発され「クリーンな」爆弾としてもてはやされたものです。街を溶かしたり吹っ飛ばすのではなく、中のものに放射線を当てるので、例えば全市民を殺しながら建物ひとつ倒れない、旧ソ戦車の行列も横倒しにならない、優雅で礼儀正しいヌーク(核爆弾)。 核爆弾は当時も不人気でした。醜い。
ソフトバンクモバイルが冬商戦に向けて投入するシャープ製のスマートフォン「GALAPAGOS 003SH」「GALAPAGOS 005SH」は、ワンセグやFeliCa、赤外線通信など日本の携帯電話で一般的な機能、そして裸眼での3D視聴が可能なディスプレイなど、豊富な機能を搭載しているのが特徴だ。 中でも注目を集めているのは、今冬商戦に向けたシャープ製Android端末として唯一、Android OSの最新バージョンである「Android 2.2」に対応しているということだ。そこで、シャープの通信システム事業本部 パーソナル通信第二事業部 商品企画部部長である吉高泰浩氏と、商品企画部係長の奥田計氏に、Androidをプラットフォームとした端末を開発する上で求められる要素などを中心に、スマートフォンにおける取り組みについて聞いた。 003SH、005SHの4つの特徴 003SHと005SHは、ソ
未来の巨大データアーカイブが 大腸菌入りチューブ満載のディープフリーザー群で構成されてる絵は 中々に楽しそうです。ただ --------------------- 元スライドをざっと見た感じ 元データを2ビットでエンコードしてATGCに置き換えた上でさらに圧縮をかける。 できあがった配列どおりのDNAを合成してプラスミドの形で大腸菌に導入。 復号時はプラスミドを抽出してDNAシークエンサーで読む。 こんな感じみたいですね。 --------------------- ツッコミどころとして、ふつう大腸菌は「1匹2匹」じゃなく 「同じ遺伝情報を持つ大腸菌クローンの菌液何ml」 という、同一性が保証されている何億匹だかをひとまとめにした扱い方をするので、 ここで言われているような「大腸菌1gで900TBのストレージ」 ってのは無理としか思えません。 これ、1gの大腸菌がぜんぶ違うデータを持ってる
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦惺、以下NTT)と、京都大学(京都府京都市、総長:松本紘、以下京都大)は、量子コンピュータ※1実現への障壁を大きく緩和する誤り耐性方式を開発しました。 量子コンピュータに必須な量子ゲート※2は、確実に正しい演算をすることはなく、ある程度の誤り確率をもつため、量子コンピュータを実現するためには、演算の誤り訂正を行う技術の実現が必須となります。演算の誤り訂正を行うためには、ある程度誤り確率の低い量子ゲートが必要であるとこれまで考えられていましたが、今回、誤り確率が非常に高い量子ゲートを用いても量子計算が可能となる誤り耐性のある量子計算方式を世界で初めて示しました。 今回開発した方式により、誤りの大きな既存のデバイスも量子ゲートの実装に用いることが可能となり、量子コンピュータの実現に向けて大きく近づいたといえます。 本成果は、米国科
iPS細胞から血小板を作る 11月23日 4時33分 体のあらゆる組織や臓器になるとされるヒトのiPS細胞から出血を止める血液の成分「血小板」を作り出すことに、東京大学医科学研究所のグループが成功しました。マウスを使った実験で実際に働きを確認できたことから、将来、献血で不足しがちな血小板の供給源になる可能性があると期待されています。 東京大学医科学研究所のグループは、ヒトの皮膚を基にしたiPS細胞に血液を増やすたんぱく質を加えるなどして出血を止める血液の成分の「血小板」を作り出すことに成功しました。そして、この血小板に色素で目印を付け、血管の内側が傷ついたマウスに投与する実験を行ったところ、傷ついた部分に集まって塊になることを確認しました。ヒトのiPS細胞から血小板を作り出し、実際に止血の際と同じ働きをすることを確かめたのは、世界で初めてだということです。iPS細胞から作り出した細胞は体内
Linux Daily Topics 2010年11月18日"ミラクルパッチ"にLinusも大喜び!Linuxカーネルを高速化させた233行のコード Linus Torvalds氏という人は、少なくともメールの中では、かなりはっきりと感情を表に出す。誰かor何かに対して怒っているときは相手を名指しで批判(というより非難)し、逆にうれしいときはあふれる喜びを隠そうとしない。今回紹介するのは後者のほう。「I'm also very happy」「it is a _huge_ improvement」「Good job.」など、喜びと称賛の表現がたくさん書かれているメールだ。 Linus氏を歓喜させたのは、カーネル開発に携わるMike Galbraith氏が書いた233行のカーネルスケジューリングパッチ。このパッチを適用すると、デスクトップ環境においてパフォーマンスが著しく向上するという。
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