ペレルマンのことを書いたついでに、去年の本だがおもしろいので紹介しておこう。この種の本としては、傑作『フェルマーの最終定理』が文庫になったのでおすすめするが、本書もそれに劣らずよく書けている。 テーマになっているポアンカレ予想は、本書によれば「3次元物体にかけた輪ゴムを一点に縮めることができるのは(トポロジカルな意味の)球面だけだ」という、子供の遊びみたいな命題だ。しかも、これは4次元以上では証明されたのに、3次元(といっても多様体だから普通の球体ではない)だけが残されていた。それをウェブサイトに投げたドラフトで証明してしまったのがペレルマンである。 一般の読者には、彼の証明までの20世紀のトポロジーの歴史がやさしく解説されているのが便利だ。その証明の内容もていねいに説明されているが、さっぱりわからない(一般人が理解するのは無理)。しかし、これによって「トポロジーを研究する数学者の仕事
どうやら世間が『スカイ・クロラ』『崖の上のポニョ』の話題でもちきりな現状に反逆すべく、今日も出崎統監督のOVA『ブラック・ジャック』の感想を書こうとしていたのだが……2ちゃんねるのアニメ作画スレッドに面白いイベント報告があったので、少し引用。 作画を語るスレex9 184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/16(土) 00:52:30 id:fV12ZPSD0 ・黄瀬氏はアニメを最近はみないらしく、CSでやる元祖天才バカボンや深夜に深夜に 再放送しているメジャー(作画ではなく、話にひかれる)をぽつりぽつりとみているくらい イノセンス、スカイ・クロラ、新エヴァなど自分がかかわった作品の完成映像はほとんど みていない、一番最近みたのが、ヴァンパイアハンターDだそうだ ・出崎・杉野コンビ、川尻氏とはいちど仕事をしたが、目指す方向性がちがうのがわかったので 黄瀬氏のなかでは完結している
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