ロシア軍の侵攻以降、ウクライナへの関心が日本でも高まった。日本のリベラル系知識人や言論人、左派の市民運動は、ウクライナ問題をどう捉えてきたのか。歴史修正主義やレイシズムを批判してきた著述家で社会運動家の加藤直樹氏は、近著『ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて』(あけび書房・2024年4月刊)で、「反侵略」の立場から日本におけるリベラル系、左派系言論人の一部に見られるウクライナ認識のありようを批判。加藤氏に著書執筆に至った経緯を聞いた。インタビュー全4回 1/4 (聞き手:玉本英子・アジアプレス) <写真7枚>「ウクライナ侵略を考える~『大国』の視線を超えて」著者、加藤直樹氏に聞く(2) 日本の平和運動の無自覚な「大国主義」 ●「ウクライナ侵略を考える~『大国』の視線を超えて」をこのたび出版されましたが、執筆に至った経緯、背景は何でしょうか? 加藤直樹氏: 2022年2月にロシアが
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