韓国現代フェミニズムにおけるTERF(トランス排除的ラディカルフェミニスト)批判――『文化科学』(2020年冬号)掲載論考紹介 2021年2月4日 影本剛 1.一つではない韓国フェミニズム 韓国の文化理論季刊誌『文化科学』104号(2020年冬号)の特集が「拡張するフェミニズム」である。特集の英語表記は「Stretching Feminism」であり、雑誌の巻頭文によれば、ここでいう拡張とは、帝国主義的な拡大「expansion/extension」ではなく伸縮性や弾力性をもって「拡がり/広がり/伸び行く」という意味であると規定している(イ・ユンジョン「フェミニズムの拡張性を志向して」同誌、25頁)。 本記事では、この雑誌に掲載された二つの論考を紹介し、韓国においてフェミニズムの名で語られ行われるトランスジェンダー排除の運動や議論(TERF)に対して、いかなる批判的議論が提出されているのか
背景参考。ネクソンの声優交替議論は2016年6月19日、ゲーム会社ネクソンがオンラインゲーム「Closes」の新キャラクター「ティナ」の声を担当したギムジャヨン声優がフェイスブックメガリア4ページスポンサーTシャツを着て撮った写真をソーシャルメディアに掲載したという理由で交替したことで浮上した議論である。 メガリアは2015年6月に作成されたウェブサイトであり、ウォーマドは2016年1月にメガリアから分離した。メガリア4はFacebookでメガリアとは別に存在しているページであり、メガリアから出発したページである。メガリア4によるとメガリアの運営者との関連はないとしている。 ネクソン「Closes」声優交替議論で「メガリアは反社会的嫌悪サイトだ」との主張がなされた。ギムジャヨン声優はフェミニズムに通じる標語がちりばめられたTシャツを購入した。メガリアFacebookのページが削除されたこと
江南駅殺人事件後、男性側の女性嫌悪については調べていたのですが女性側からの男性嫌悪についてはあまり見ていませんでしたが、最近正義党という野党がメガリア、ウォマドなどの女性中心コミュニティを支持しているというニュースが出て、問題点はないのか、ネットの中の男性の反応はどうなのか調べているうちに、何となく極端な考えを持つ男性嫌悪がひどい韓国女性というのが見えてきました。 メガリアとウォマド メガリアも男性嫌悪がすごいですが、その中から出てきたウォマドは不特定多数が参加できる掲示板ではなく会員制です。私は加入するのも嫌だったので中の記事は見ていませんが、新聞記事で出てくるものを見ると不特定多数が見られるメガリアよりもよっぽど「どうかしちゃってる」感がすごい掲示板です。ウォマドのほうが男性に対して害を与えようという意思が強いです。ウォマドは韓国ポータルサイトダウムの中のカフェ形式で運営されていますが
なんかアズールレーンが燃えてるみたいだけど、ややこしいしまだ良くわからないこと多いです。から「韓国におけるゲーム業界内での反フェミニズム事情」について簡単にまとめてみる。本来こういうのはねとらぼさんやBuzzfeedさんのお仕事のはずなのだけれど、間に合ってないようなのでひとまず中継ぎになればいいなと思います。 最低でも以下の三点は押さえて置きたいところです。 1:まず韓国のネットでは「イルベ」でのミソジニー問題があり、そちらへのカウンターとして「メガリア」が発足したという経緯があること。 2:「メガリア」が相当過激であるのは「イルベ」の鏡映してであること 3:どちらにせよ韓国のネットでは男も女も許容値を振り切った状態であること 一部では2点目のしかも「メガリアが過激」という部分だけが切り取られて広まっているようなのでそういう意見を拡散している人には警戒をしたほうが良いと思います。これは対
すでにこちらhttps://togetter.com/li/1222751のまとめがあったんですが、アズレン叩きへの誘導、そもそも概要が分かりにくい等の問題があったため作り直しました。 更新は一段落しました。 当初、メガリアンを「男性差別主義の集団」と表記しましたが、不適切でしたので「男性差別的な傾向のある人々を揶揄した呼称」と訂正しました。
リンク Evernote アズールレーンの韓国パブリッシング会社(X.D. Global)との件に関しまして 2018年4月27日、アズールレーンの韓国パブリッシング会社(X.D. Global)から依頼をいただき、 描かせていただいたイラストがアズールレーン韓国語版のログイン画像として公開されました。 公開からすぐ、韓国一部のネットユーザーから 「Nardackは反社会的団体に同調している作家だ。 そんな作家のイラストをゲームに使うべきではない」という抗議をしました。 このネットユーザーたちの主張による... 88 users 17 リンク ライブドアニュース 韓国ゲーム業界で「魔女狩り」横行か 女性開発者への「検閲」 - ライブドアニュース 人口の半分がゲーム愛好者とされる韓国で、「魔女狩り」が起きたという。ある女性開発者のTwitter上での私的な行為に対し、男性社員らが解雇を要求。
コメ欄にて、韓国人のApplemango pie氏が、このまとめツイートの内容を「何もかも全部嘘」とまで言い切っています。この問題を複眼的に見ようという方はそちらも参考にご自分で判断してください。 簡単な時系列まとめ ■2015年 韓国でフェミニズムブームが起こる ・8月 メガリアが開設(ネット上のミソジニーへの対抗を標榜するコミュニティーサイト) ■2016年 ・7月 ネクソン提供のゲーム「Clousers」の声優が炎上し、クビになる(メガリア作成の「女の子に王子様はいらない」と印刷されたTシャツを着てSNSに投稿したことが原因) ■2017年 メガリアのサイトが閉鎖され、過激派がウォーマドというサイトを新たに開設 ■2018年 ・3月18日 韓国ガールズグループ「Red Velvet」メンバーのアイリーンが炎上(フェミニズム小説のベストセラー『82年生まれのキム・ジヨン』を読んだことが
今年3月から発端となる事件が勃発し、一カ月足らずで10~20人のクリエイターが炎上、そのうちの何人もが謝罪に追い込まれるという、シャレにならない大騒ぎになっている。 しかもいまだに延焼が続いており、4月29日には韓国版アズールレーンのイラストを描いていた女性絵師が炎上し、日本語で運営側の不当な対応を告発したことで、日本でも注目され始めた。 https://togetter.com/li/1222986 https://togetter.com/li/1222751 以下、時系列に沿って、説明を試みたい。 1.韓国フェミニズムの特殊性 まず韓国社会におけるフェミニズムの問題を理解するには、以下の論文が有益だ。 李聖娥「フェミニズムは誰のもの? -女性嫌悪発言から見る現代韓国社会-」『早稲田社会科学総合研究. 別冊, 2015年度学生論文集』(2016) https://waseda.repo
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