杉本 博司(すぎもと ひろし、1948年2月23日 - )は、日本の写真家、現代美術作家、建築家、演出家[1][2]、文化功労者、日本芸術院会員。東京都台東区旧・御徒町出身。東京及びニューヨークを活動の拠点としている。 経歴[編集] 銀座美容商事という美容院専門商品の卸売商店の長男として生まれ[3]、立教高等学校(現・立教新座高等学校)、立教大学経済学部卒業。夏は家族で伊豆の海に行くことが多く、その途中の真鶴あたりの東海道線の列車から初めて海を見た際に水平線の鋭さに衝撃を受け、この水平線を数万年前の人と同じように見ていることに思いをはせたという[4]。立教中学では鉄道模型に熱中し、鉄道写真を通じて写真との関わりを始めた[5][4]。このころ、オードリー・ヘップバーンに夢中になり、『ローマの休日』を上映中の映画館でカメラを構え、オードリーが映っているシーンの写真を大量に撮ってノートに整理して
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