Googleは他に類を見ないコンピュータネットワークを保有しており、それが同社にIT業界でMicrosoftをしのぐ圧倒的な存在になるチャンスをもたらすと、先ごろ出版された同社に関する書籍の著者が主張している。 Googleはすでに各方面に大きな影響を与えている。同社は、全世界で行われているウェブ検索のおよそ半分を処理している。また、Microsoftからの移籍が裁判にまで発展したKai-Fu Leeから、インターネットの先駆者として伝説的な存在であるVint Cerfまで、業界の最重要人物を何人も獲得している。そして、社員食堂の料理長募集が地元紙で大々的に取り上げられるほど、シリコンバレーでは話題の的となっている。 だが、同社は今後どんな動きに出てくるのだろうか。前述の著者Stephen Arnoldは、Googleが保有する特許やエンジニアリング資料、技術を細かく分析した結果として、G
米国家安全保障局(NSA)が、インターネットユーザーの居場所を突き止める手法に関して特許を取得した。 米国時間20日に認められた特許番号6,947,978号には、物理的な位置情報とインターネットアドレスの「地図」とを比較し、ネットユーザーの物理的な位置を見つけ出す手法が記されている。 21日にNSAにインタビューを求めたが、回答は得られなかった。また、この特許には同技術の潜在的な用途に関する一般的な事柄しか記述されていない。その説明によると、インターネットユーザーの位置情報は、「地域別に広告の効果を測定する」目的に利用でき、またこれを使って「適切な居場所もしくはその近辺で利用されなければ、無効にしたり警告できる」パスワードを発行することも可能だという。 メリーランド州在住のStephen HuffmanとMichael Reiferが発明したこの技術は、ほかにもNSAの通信傍受任務に関連す
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