容疑者が拘置されているナイジェリア・プラトー(Plateau)州ジョス(Jos)の警察署本部を警備する警官たち(2010年3月10日撮影)。(c)AFP/PIUS UTOMI EKPEI 【3月11日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は10日、ナイジェリアのプラトー(Plateau)州ジョス(Jos)でキリスト教徒の村が襲撃された事件について、「残忍な暴力が虐殺を引き起こした」と強く非難した。警察当局は109人が死亡したと発表している。 法王は毎週恒例の一般謁見(えっけん)で犠牲者に哀悼の意を示し、市民および宗教の指導者に対し、「安全で平和な共存」に向けて取り組むよう呼び掛けた。 赤十字国際委員会(International Committee of the Red Cross、ICRC)によると、今回の襲撃を受け、ジョス周辺の住民約8000人が自宅を離れた