米メリーランド州グレンバーニーで、新型コロナウイルスに感染した疑いのある患者を担架に乗せる消防隊員ら(2020年4月29日撮影)。(c)Alex Edelman / AFP 【5月6日 AFP】米首都圏は1か月以上にわたる外出制限にもかかわらず、新型コロナウイルスのホットスポット(一大感染地)となっており、アフリカ系とヒスパニック系の人々が特に深刻な被害を受けている。 ワシントンと隣接するメリーランド州、バージニア州では、これまでに5万人超の感染が確認され、約2300人が死亡した。 メリーランド州のラリー・ホーガン(Larry Hogan)知事は4月初頭、同州が2週間遅れで米国の流行中心地であるニューヨーク州の後を追っており、次の大流行地になると予見していた。 米首都圏は3月末から学校を閉鎖し、不要不急な事業を休業させ、ロックダウン(都市封鎖)を実施しているにもかかわらず、感染者と入院患者