フードファディズム(Food Faddism)とは、食べ物や栄養素が健康(病気)に与える影響を過大に信用したり評価する事です。特定の食品の身体に対する「良い点」あるいは「悪い点」をことさら強調する怪しげな論理です。 このフードファディズムを群馬大学の高橋久仁子教授は次の3つのタイプに分類されています。 (1)マスコミなどで健康効果が取り上げられた食品の大流行。 「紅茶キノコ」(1975年頃)、「酢大豆」(1988年頃)、「ココア」(1996年頃)、「ニガリ」(2003年頃)、「寒天」(2005年頃)、「白インゲン豆」(2006年5月)、「納豆」(2007年1月)、「バナナ」(2008年秋)などがあり、白インゲン豆と納豆ダイエットでは健康被害やデータなどの捏造が明らかになりました。 (2)食品に含まれている成分について量を抜きに、効果や悪影響を一般化して論じる。 “馬に食べさせるほど”摂取し