【基本再生産数と実効再生産数について】 病原体の感染力を示す『基本再生産数』と、対策の実行状況を反映する『実効再生産数』についてまとめました。 #新型コロナクラスター対策ゼミ pic.twitter.com/usxoOt7Swu — 新型コロナクラスター対策専門家 (@ClusterJapan) April 30, 2020 「基本再生産数」や「実効再生産数」の意味や考え方、両者の違いについて解説します。 ある感染症に対して免疫を持たない集団において、1人の感染者が全感染期間に新たに感染させる平均の人数のことを基本再生産数と言い、感染症を引き起こす病原体の感染力を示します。人口密度や人の接触のパターンが異なる場合は、地域により基本再生産数の値は異なります。 再生産数とは、感染症(菌・ウィルスなど)が持つ拡散力のことです。 1人の感染者が何人にうつすかという数値です。 たとえば、1人の感染者
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