広西チワン族自治区防城港市の上思県で11日、明代(1368−1644年)から清代(1644−1912年)のとされる墓を発掘していたところ、スイス製とみられる小型の腕時計が出土した。 14日付新文化報によると、広西チワン族自治区防城港市の上思県で11日、明代(1368−1644年)から清代(1644−1912年)のとされる墓を発掘していたところ、「スイス製」と刻まれた腕時計の模造品が見つかった。 関連写真:そのほかの広西チワン族自治区に関する写真 同遺跡からは10月下旬、石灰石、砂、米などを練り合わせて作った「三合土」製の大型棺が出土し、広西チワン族自治区では初めての例として注目された。 「腕時計」が見つかったのは棺室内。棺とは別に、約5キログラムの「三合土」があり、その底部の土を取り除く作業を進めていたところ、泥まみれの状態で見つかった。形状や大きさから、腕時計を模した指輪とみられて